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一発勝負のプレーオフで4発快勝! アジア王者鹿島、ACL連覇へ第一関門突破

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2ゴールを決めた鹿島アントラーズFWセルジーニョ

[2.19 ACLプレーオフ 鹿島4-1ニューカッスル・ジェッツ カシマ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は19日、東地区プレーオフを行い、前回王者の鹿島アントラーズはホームでニューカッスル・ジェッツ(オーストラリア)と対戦した。新加入FW伊藤翔の移籍後初ゴールなどで4点を奪い、4-1で快勝。アジア連覇に向けてACL本戦の出場権を獲得した。

 前回大会王者の鹿島は昨季のJリーグを3位で終えたため、本戦出場を一発勝負で争うプレーオフからの参戦。アジア制覇に大きく貢献したMF三竿健斗、FW鈴木優磨を負傷で欠く中、横浜F・マリノスから加入した伊藤、今季から10番を任されたMF安部裕葵らが先発した。[スタメンはコチラ]

 5バック気味の3-4-2-1で守る相手に対し、立ち上がりは攻めあぐねる展開が続いた鹿島。セットプレーで相手ゴール前に攻め込む場面もあったが、前半14分には1トップのFWロイ・オドノバンに強烈なミドルシュートを放たれ、GKクォン・スンテがかろうじて弾き出すという危ない場面もつくられた。

 それでも前半17分、安部のボレーシュートが枠内を襲ってCKを獲得すると、先に試合を動かした。同18分、左からのCKをMF永木亮太が蹴り込み、相手のクリアボールを拾ったMFレオ・シルバがミドルシュート。これをMFセルジーニョが軌道を変えると、GKが触ったこぼれ球に伊藤が詰めて押し込んだ。

 ところが前半24分、鹿島は相手サイド攻撃に詰め切れずにいると、FWディミトリオス・ペトラトスのパスをDFジョン・クルトンビスがつなぎ、カバーに入ったセルジーニョに当たってゴール前へ。FWロナルド・バルガスのシュートは力がなかったが、DFチョン・スンヒョンに当たってゴールに吸い込まれた。

 同点に追いつかれた鹿島は前半27分、PA内に抜け出した伊藤がGKとの1対1を迎えたが、シュートはGK正面。同28分にはDF山本脩斗の絶好機もGKに阻まれた。ところが同32分、人数をかけた攻撃からMF安西幸輝がクロスを上げると、後方から走り込んだ山本がヘッドで押し込み、再度勝ち越しに成功した。

 1点リードでハーフタイムを迎えた鹿島は後半4分、カウンターから右サイドを突破した伊藤のクロスにセルジーニョが反応したが、わずかに合わず。同8分には左サイドを切り裂いた安部がカットインから右足で狙うもGKにキャッチされた。その後はやや攻め込まれる場面が続いたが、相手のシュートミスに助けられた。

 鹿島は後半16分、ロングフィードからのこぼれ球を拾ったセルジーニョが左足で狙ったが、再三攻守を見せていたGKグレン・モスがまたしても防ぐ。それでも同21分、セルジーニョのパスを受けたレオ・シルバがPA内で倒されてPKを獲得。これを同22分、セルジーニョが左に決めて2点リードとした。

 鹿島は後半27分、伊藤に代わってMF遠藤康を投入。右サイドハーフのFW土居聖真が2トップの一角に回り、遠藤が右サイドに入った。同30分、土居のクロスに安部が頭で合わせたが、ボールは大きく枠外。同35分には安部を下げて、FW山口一真を左サイドハーフで起用した。

 鹿島は後半42分、土居に代わってDF犬飼智也を投入し、5バックで逃げ切り態勢に入ると、同アディショナルタイムにセルジーニョが1点を追加して4点リードに。そのままタイムアップを迎え、アジア連覇への挑戦権を獲得した。ACLのグループリーグでは慶南FC(韓国)、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)、山東魯能(中国)と対戦する。

(取材・文 竹内達也)
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