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今年も日本高校選抜の得点源はSB?左の豊島が推進力と突破力発揮してゴールに迫る

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アグレッシブに攻め上がりを繰り返した日本高校選抜左SB豊島基矢(青森山田)

[3.9 練習試合 日本高校選抜 0-1 静岡産業大 草薙陸]

 この日、日本高校選抜で最も決定的なシーンに絡んでいたのは、左SB豊島基矢(青森山田/3年)だったかもしれない。元々推進力のある攻撃参加が特長の豊島だが、日本高校選抜ではまるでワイドFWのようにタッチライン際から縦、そして中へと切れ込んで決定機に絡んでいる。

 対面する大学生DFとの1対1で主導権を握っていた豊島は、スピードのある仕掛けから切り返しで相手を外してシュートを放ったり、右クロスに大外から走り込んでシュートを打ち込むなど、前線の選手以上に得点の匂いを感じさせていた。

 豊島は2月の「NEXT GENERATION MATCH」(対U-18Jリーグ選抜)でも果敢な攻撃参加で存在感。「SBなんですけれども、攻撃にどんどんかかわれということで、難しいポジションですけれども運動量に自信があるので大丈夫」と手応えを口にする。

 昨年のデュッセルドルフ国際ユース大会では右SBの後藤田亘輝(前橋育英→青山学院大)が2得点、左SBの角田涼太朗(前橋育英→筑波大)も1得点を記録している。いずれもチームを敗戦の危機から救う貴重なゴール。SBの得点が優勝に繋がった。今年の日本高校選抜も、フィニッシャーの役割を担うSBが大舞台でゴールを決める可能性が高そうだ。

 ただし、豊島は前を強く意識するがあまり、自分の背後のスペースを突かれてしまうなど守備面がやや疎かになっていたことを反省する。日本高校選抜に懸ける思いを躊躇することなく表現しているSBは良いところを残しながらも、チームの中でしっかりと役割を果たすつもりだ。

 青森山田からは昨年の左SB佐藤拓海(現神奈川大)、一昨年の左SB三国スティビアエブス(現順天堂大)と2年連続で左SBが日本高校選抜入りしている。「憧れの先輩、絶対に追いつけないと思っていた先輩と同じ立ち位置(欧州遠征メンバー)に近づくことができている。デュッセルドルフで先輩たちが活躍していたのも知っているし、勝利に貢献して先輩を越えるということを目標にしてきた。デュッセルドルフの大会を優勝という形で終わりたい」。豊島は10日の静岡県ユース選抜戦でもゴールを狙い続けて欧州で活躍するためのチャンスを引き寄せる。


(取材・文 吉田太郎)
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