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古巣カシマで存在感も…松本MF杉本が語った“課題”

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松本MF杉本太郎

[5.18 J1第12節 鹿島5-0松本 カシマ]

 昨季まで在籍していた古巣との対戦だったが、ゴールに絡むことはできなかった。松本山雅FCのMF杉本太郎は試合後、「局面局面でやられてはいけなかった。今日は鹿島が優っていた」と敗戦を受け入れた。

 2014年、帝京大可児高から鹿島アントラーズに加入し、19年に松本へ完全移籍。昨季までの2年間は徳島ヴォルティスに期限付き移籍していたが、5年間にわたって所属してきた古巣との初対戦だった。

「より流動的になっているというか、相手の選手は試合中に対応する能力があるので、なかなか捕まえづらかった」。0-5という衝撃的な敗戦を振り返り、自身の所属当時との違いをそのように述べる。

 もっとも、ゴールの匂いは感じさせていた。前半14分、巧みなドリブルから惜しい右足シュートを放つと、後半にも「ボランチが前に出るので、遠いサイドの裏で受けようと思っていた」という狙いどおりの形でチャンスメーク。シュート2本はチーム最多の数字だった。

「後半のシュートは遠いボランチとの駆け引きに勝って、そこを抜いたらスペースが空くと思っていた」。懐かしいスタジアムで手応えも得たものの、チームは無得点。「結果どおり」と敗戦を受け入れた23歳は「個人的にはゴール前の落ち着きが課題」と自らを見つめた。

(取材・文 竹内達也)

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