タイ代表の新監督候補に元日本代表監督の西野朗氏が挙がっているようだ。タイメディア『サイアムスポーツ』が報じている。

　タイ代表は今年1月のアジア杯でミロバン・ラエバツ監督を解任。その後はコーチだったシリサク・ヨディヤード氏が暫定監督として指導に当たっていた。

　タイ代表にはMFチャナティップ(札幌)やDFティーラトン(横浜FM)といったJリーグでプレーする選手を中心に急成長を遂げている。そこに外国人監督を招聘し、更なる強化を進めたい考えで、実績のある西野氏に白羽の矢を立てたものとみられる。

　また同メディアによると、松下電器などでプレー、鳥取で監督も務めた元タイ代表のビタヤ氏が、西野氏の招へいに向け、尽力しているという。

　今年9月にはカタールワールドカップのアジア2次予選が開始となる。組み合わせ次第では、西野氏が率いるタイ、そして本田圭佑が実質的な指揮を執るカンボジア代表と同組になる…という可能性もありそうだ。