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大量32人招集の森保J、2試合で9人入れ替えの“2チーム編成”

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 異例の“2チーム編成”となった。日本代表森保一監督は6日、都内で記者会見を行い、14日のW杯アジア2次予選・キルギス戦(ビシュケク)、19日のキリンチャレンジ杯・ベネズエラ戦(パナスタ)に向けた日本代表メンバー32人を発表。うち14選手は2試合とも参加するが、9選手はキルギス戦とベネズエラ戦で入れ替わる前代未聞の選考となった。

 キルギス戦のみで代表チームを離脱するのはGKシュミット・ダニエル(シントトロイデン)、DF長友佑都(ガラタサライ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、DF安西幸輝(ポルティモネンセ)、MF遠藤航(シュツットガルト)、MF伊東純也(ゲンク)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF鎌田大地(フランクフルト)の9人。そしてチームが日本に戻ってくる16日から大阪で合流するのがGK中村航輔(柏)、DF車屋紳太郎(川崎F)、DF三浦弦太(G大阪)、DF進藤亮佑(札幌)、DF荒木隼人(広島)、MF大島僚太(川崎F)、MF古橋亨梧(神戸)、MF井手口陽介(G大阪)、FWオナイウ阿道(大分)の9人となっている。

 キルギス戦のみの参加となる9人はいずれも海外組。森保監督は「欧州組の選手のコンディション等々を考慮し、より良い状態で自チームに戻ってもらい、自分のポジションをつかんでもらいたいし、さらにパフォーマンスを上げてチーム内で存在を発揮してもらいたい」と、長距離移動で時差もある日本に帰国するよりも、キルギスでチームを離脱し、所属クラブに戻ることのほうが長期的に見てメリットがあると判断した。

 海外組の中でもGK川島永嗣(ストラスブール)、GK権田修一(ポルティモネンセ)、DF植田直通(セルクル・ブルージュ)、MF原口元気(ハノーファー)、MF柴崎岳(デポルティボ)、MF中島翔哉(ポルト)、MF浅野拓磨(パルチザン)の7人はキルギス戦後、チームと一緒に帰国し、ベネズエラ戦に臨む。1試合で所属チームに戻る選手と、2試合通して代表活動に参加する選手がいることについて、指揮官は「選手の出場数や出場時間、現在のコンディションでの線引きはしていない」と指摘。「選手が自チームの中でどういう活動をしているか、どういう立ち位置にいるかを含め、バランスを見ながら考えた。いろんなことを考慮しながら決めた」と説明した。

 一方、大阪で合流する9人のうち進藤、荒木、古橋、オナイウの4人がA代表初招集。三浦と中村は今年3月以来の代表復帰で、車屋と大島は森保ジャパン初陣となった昨年9月以来の招集(大島はケガで不参加)、そして井手口は森保ジャパン初選出となった。「これまで日本代表の活動に招集できなかった選手を招集し、新たな日本代表の戦力として彼らに戦術等々を理解してもらう活動にしたいと思っている」。指揮官はその意図をそう説明した。

 遅れて合流する9人について「大阪で合流してくる選手のトレーニングに関しては、選手たちの活動を把握したうえでフィジカルコーチから連絡を取るということは話している」と、合流までの練習メニューも提示する予定。「キルギスからそのまま同じメンバーで日本に戻ってきてベネズエラ戦を戦うことも選択肢の一つとしてはあった。しかし、今後さらに代表を強化していくことを考えたとき、限られた代表活動の中でここで新たな選手を試したり、なかなか代表に来れなかった選手に今、代表がやっている戦術的なことを知ってもらうことが今後に生きてくるかなと思い、判断した」と力説した。

以下、日本代表メンバー

▽GK
川島永嗣(ストラスブール)
権田修一(ポルティモネンセ)
シュミット・ダニエル(シントトロイデン)
中村航輔(柏)

▽DF
長友佑都(ガラタサライ)
吉田麻也(サウサンプトン)
佐々木翔(広島)
酒井宏樹(マルセイユ)
車屋紳太郎(川崎F)
室屋成(FC東京)
植田直通(セルクル・ブルージュ)
三浦弦太(G大阪)
安西幸輝(ポルティモネンセ)
畠中槙之輔(横浜FM)
進藤亮佑(札幌)
荒木隼人(広島)

▽MF
山口蛍(神戸)
原口元気(ハノーファー)
柴崎岳(デポルティボ)
大島僚太(川崎F)
遠藤航(シュツットガルト)
伊東純也(ゲンク)
橋本拳人(FC東京)
中島翔哉(ポルト)
浅野拓磨(パルチザン)
古橋亨梧(神戸)
南野拓実(ザルツブルク)
鎌田大地(フランクフルト)
井手口陽介(G大阪)

▽FW
永井謙佑(FC東京)
鈴木武蔵(札幌)
オナイウ阿道(大分)

☆がカタールW杯アジア2次予選のみ
★がキリンチャレンジカップのみ
[無印]は両方に参加

(取材・文 西山紘平)

●カタールW杯アジア2次予選特集ページ

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