beacon

インモービレ、悔い残るドルトムント時代「クロップと僕は間違った時期に出会った」

このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年にドルトムントに加入したチーロ・インモービレ

 ラツィオイタリア代表FWチーロ・インモービレは、ドルトムントでの自身の姿に悔いが残っているようだ。『Lazio Style Radio』のインタビューで明かしている。

 ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキをバイエルンへ放出したドルトムントは2014年夏、その後釜としてトリノからインモービレを獲得。現リバプール指揮官のユルゲン・クロップ監督が率いていたクラブは大きな期待とともに前シーズンのセリエA得点王を迎え入れた。

 だが、一時はブンデスリーガ最下位に転落するなど絶不調に陥ったドルトムントで同選手は実力を発揮できず。UEFAチャンピオンズリーグやDFBポカールこそでは7ゴールと結果を残すも、リーグ戦では24試合に出場したなかで3ゴールにとどまり、翌夏にはセビージャを経て2016年1月には古巣トリノへ、そしてその夏には現所属のラツィオへと渡った。

 そんなインモービレだが、ラツィオではここまで公式戦165試合の出場で115得点を記録。今シーズンはリーグ戦24試合26ゴールをマークし、セリエAの得点王ランキングを首位で独走している。20日に30歳の誕生日を迎えた際に応じたインタビューのなかで、ドルトムント時代についてこのように振り返った。

「クロップと僕はお互いのキャリアの間違った時期に出会ってしまったんだ。彼に、本当のチーロと仕事するチャンスがあればよかったと思う」

 また、クロップ監督が最近、現在セリエAの2位につけるラツィオにエールを送ったことについてインモービレは「うれしい」とコメント。ドルトムントやセビージャと国外のチームでは結局ブレイクに至らなかったアタッカーだが、そういった苦しい経験も今の彼の姿につながっているのかもしれない。

●セリエA2019-20特集
●ブンデスリーガ2019-20特集
●冨安健洋の試合はDAZNで!!“初月無料”ライブ配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP