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ユーベ沈黙…リヨンは先制から堅守構築、CL第1戦逃げ切り勝利

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FWクリスティアーノ・ロナウドは不発に終わった

[2.26 欧州CL決勝T1回戦 リヨン1-0ユベントス]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は26日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、リヨン(フランス)とユベントス(イタリア)が対戦した。ホームのリヨンが前半に先制点を決め、1-0で逃げ切り勝利。第2戦は3月17日に行われる。

 セリエA首位のユベントスは4-3-3の布陣で、前線にFWフアン・クアドラード、FWパウロ・ディバラ、FWクリスティアーノ・ロナウドを並べる。一方、リーグアン7位のリヨンは3-4-3の布陣。前線にはカメルーン代表FWカール・トコ・エカンビ、エースFWムサ・デンベレ、21歳の新星FWフセム・アワールが並んだ。

 ユベントスは序盤からリヨンの守備時5バックに苦戦。C・ロナウドを中心に仕掛けるが、攻撃はバリエーションが少なく、ゴールに向けない。逆にリヨンはスピーディな攻撃を展開。前半21分には左CKをトコ・エカンビがニアサイドで合わせ、クロスバーに直撃させる。

 ユベントスは前半30分にアクシデントに遭う。セットプレー時にDFマタイス・デ・リフトが交錯し、頭から大量出血。一旦ピッチ外に出て、治療を行うことになった。すると、一時的に10人のユベントスが失点を喫する。リヨンは同31分、左サイドのスローインからアワールがドリブルでPA左の深い位置に進入。中央に折り返すと、DFリュカ・トゥサールが左足ワンタッチでゴールに流し込んだ。

 前半残り時間はリヨンが圧倒。同34分にはデンベレが右足シュートでゴールを狙い、41分にはトコ・エカンビがユベントス守備陣のパスミスを奪ってPA内から右足シュートを放った。ユベントスも前半終了間際にC・ロナウドがPA手前からFKを放つが、相手の壁に直撃。前半はゴール枠内シュート0本で折り返すことになった。

 後半に入ってもユベントスはリズムをつくれない。後半16分にはMFミラレム・ピャニッチに代えてMFアーロン・ラムジーを、同24分にはクアドラードに代えてFWゴンサロ・イグアインを投入する。さらに33分にはMFアドリアン・ラビオを下げ、最後のカードとしてMFフェデリコ・ベルナルデスキを出場させた。

 リヨンは集中力を切らさず最後まで堅守を構築する。ユベントスは後半42分にディバラがゴールネットを揺らすも、オフサイドの判定。リヨンが第1戦を1-0で制した。

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