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10年インハイの優秀選手は?優勝校・市船主軸や“ダブル・ブルドーザー”、昌子、柴崎が優秀選手に

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現G大阪のCB昌子源(米子北高)は流経大柏相手に鮮烈な先制FK弾を決めた。(写真協力=高校サッカー年鑑)

 ゲキサカでは過去のインターハイで活躍し、優秀選手に選出された選手たちをピックアップ。2010年の平成22年度全国高校総合体育大会「美ら島沖縄総体2010」(沖縄)の優秀選手には33選手が選出された(学年は当時)。
 
 大会は名門・市立船橋高(千葉2)が滝川二高(兵庫)との延長戦を制し、最多記録を更新する7回目の優勝を果たした。市立船橋からはその堅守を支えた大型CB平尾優頼主将(3年、現坂井フェニックス)と決勝戦で決勝点を挙げた10番MF藤橋優樹(3年、→中京大)、2年生ながら大会得点王に輝いたFW和泉竜司(現鹿島)の3選手が優秀選手に。初の決勝進出、準優勝の滝川二からは同年度の全国高校選手権でも大活躍した“ダブルブルドーザー”ことFW樋口寛規(3年、現福島)とFW浜口孝太主将(3年、→青山学院大)の強力2トップ、CB土師直大(3年、→明治大)が選出されている。

 また、3位・桐光学園高(神奈川1)は、高精度の左足で攻撃の起点となったCB福森晃斗(3年、現札幌)や主将のFW菅原慶人(3年、→拓殖大)ら4選手、同じく3位の西武台高(埼玉1)からはエースストライカーのFW清水慎太郎(3年、現岡山)や主将のMF松本和樹(3年、現Honda FC)らが選出されている。

 ベスト8からは、流通経済大柏高(千葉1)戦で直接FKによる先制点を決めたCB昌子源(現G大阪)とFW谷尾昂也(現八戸、ともに米子北高3年)や筑陽学園高(福岡)の大黒柱・CB大武峻主将(3年、現磐田)、4ゴールを記録した立正大淞南高(島根)MF加藤大樹(3年、現山形)、MF小牧成亘(ルーテル学院高3年、現鳥取)らが優秀選手に名を連ねている。

 その他、流経大柏の攻守の柱を担った大型CB増田繁人主将(3年、現岡山)とエースMF吉田眞紀人(3年、現愛媛)、九州屈指のMF鮫島晃太(鹿児島城西高3年、現藤枝)、CB櫛引一紀(室蘭大谷高3年、現名古屋)、FW有間潤(宇和島東高3年、現今治)、そして初戦で優勝校の市立船橋に惜敗した青森山田高(青森)のMF柴崎岳主将(3年、現デポルティボ)とGK櫛引政敏(3年、現山形)も優秀選手に選ばれている。

10年大会優秀選手は以下のとおり

▽GK
櫛引政敏(青森山田高3年)
ヴィニシウス・ゴベッチ(岐阜工高3年)

▽DF
櫛引一紀(室蘭大谷高3年)
増田繁人(流通経済大柏高3年)
平尾優頼(市立船橋高3年)
館坂信也(桐光学園高3年)
福森晃斗(桐光学園高3年)
土師直大(滝川二高3年)
昌子源(米子北高3年)
大武峻(筑陽学園高3年)
仲宗根良太(那覇西高3年)

▽MF
柴崎岳(青森山田高3年)
松本和樹(西武台高3年)
末松光(西武台高3年)
吉田眞紀人(流通経済大柏高3年)
藤橋優樹(市立船橋高3年)
菅佑也(駒場高2年)
菅能将也(桐光学園高2年)
加藤大樹(立正大淞南高3年)
佐々木卓弥(香川西高3年)
小牧成亘(ルーテル学院高3年)
鮫島晃太(鹿児島城西高3年)
高野凌(那覇西高3年)

▽FW
中田充樹(矢板中央高3年)
清水慎太郎(西武台高3年)
和泉竜司(市立船橋高2年)
菅原慶人(桐光学園高3年)
樋口寛規(滝川二高3年)
浜口孝太(滝川二高3年)
谷尾昂也(米子北高3年)
池田拓生(立正大淞南高3年)
有間潤(宇和島東高3年)
小室和也(筑陽学園高3年)

優勝校・市立船橋高のCB平尾優頼(右から2人目)と10番MF藤橋優樹(左から2人目)も優秀選手に。(写真協力=高校サッカー年鑑)

※禁無断転載(C)高校サッカー年鑑、ゲキサカ


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