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大宮はクラブ史上初の開幕4連勝…高木監督「まったく考えずに一戦一戦やった」

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[7.11 J2第4節 大宮1-0東京V NACK]

 大宮アルディージャは11日、J2第4節で東京ヴェルディと対戦し、1-0で勝利。クラブ史上初の開幕4連勝となった。同じく4連勝のV・ファーレン長崎とともに、首位をキープしている。

 試合は開始47秒で動いた。左サイドのスローインからMF酒井宣福がグラウンダーのクロス。ファーサイドに詰めたDF渡部大輔が合わせ、ゴールネットに叩き込んだ。開始早々の得点がそのまま決勝点となり、大宮が開幕全勝をキープさせた。

 試合後のインタビューで渡部は、得点について「スローインからゴール前に入っていこうとはチームで話していたので、いい形で出たのかなと思います」とイメージ通りの形だったことを明かす。「抜けたらいいなと思って準備をしていたので、いいところにこぼれてくれてよかったです」と手応えを語った。

 中断期間が明け、勢いに乗る大宮は再開後3試合を完封勝利。渡部は「再開したら思う存分いいサッカーをして、みんなに見せたいなという思いでいました」とその思いを語り、久々に顔を合わせたサポーターに向けて「みなさんに応援してもらうのは有難いですし、駆けつけてくれたみなさんの前で勝利を届けられて本当によかったと思います」と感謝を伝えている。

 また、高木琢也監督も試合後のインタビューに対応。パスをつないでくる東京Vの攻撃を予想した上で「特に今日の立ち上がりは高い位置でとった場合はカウンターで行こうと話していました」と試合前の準備を語る。最後まで粘りを見せた選手たちに「本当に今日は頑張ってくれたと思います」とねぎらいの言葉を投げ掛けた。

 開幕4連勝はクラブ史上初の記録に。しかし高木監督は「まったく考えずに一戦一戦を考えてやっていった」と連勝を意識せず。「今日サポーターやファンの方たちがスタジアムにおいでくださった中で、勝てたっていうこともまずはよかった」と安堵を語りつつ、「色々なことを改善しながら勝利を続けていきたいと思っています」と次の試合に気持ちを切り替えている。

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