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[MOM3210]藤枝東MF原聖瑠(3年)_「文武両道を絶対にやる」のMF、前への姿勢で劇的V弾!

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後半アディショナルタイム、藤枝東高MF原聖瑠が決勝ゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.12 スーパープリンスリーグ東海第2節 藤枝東高 2-1 清水桜が丘高 藤枝東高G] 

「相手が跳ね返したところを宇留間(力)が拾ってくれて、そのこぼれ球のところは常に意識しているので、そこを上手い具合に狙えて、点が取れたので良かったと思います」

 藤枝東高に白星をもたらしたMF原聖瑠(3年)は、劇的過ぎる一撃について、冷静な口調で振り返った。PAでこぼれ球を拾い、そのまま縦に仕掛けて左足で決勝ゴール。得点の数秒後に試合終了という状況で大仕事をしてのけた。

 小林公平監督が「技術も高くて、サッカーIQも高い。(人間性も優れ) アイツが外しても誰も文句言わない」という原は先発候補の一人だが、この日は後半22分からの出場。それでも、与えられた時間の中で意識しているという積極的な姿勢を表現し、決勝点をもぎ取った。

「最近は失ってもいいからどんどん前に仕掛けていくように意識しています。2年生の時はそれでも(前への貪欲な姿勢を表現しなくても)出られていたんですけれども、最近出られなくなってきて、『自分に何が足りないかな』と見つめ直して、やっぱりもっと前に推進力を持っていく方がチームのためになるんじゃないかなと思ったので」。前へ、前へとゴールを目指し、決勝点。一つ成果を出した。

 小林監督は「ゴール前に入っていく感覚とか持っていて、前節とか本当にビッグチャンスを作るけれど入らなかった。でも、回数が増えてきているし、結果にも繋がってきている」と評価。本人はゴール前の精度をより改善してチームに貢献する意気込みだ。

 藤枝東は静岡県内トップクラスの進学校。その中で原は文武両道を実現している“模範生”だ。「入学時から親とも『文武両道を絶対にやる』と話していたんで。学校生活が良くなければプレーも良くないというのは自分の中でもずっと中学校の頃から思っていて、学校も、サッカーも一生懸命やるというのは決めていました」。成績は文系で上位。勉強でも努力を続けてきたMFは、大目標の選手権出場、全国制覇も実現するつもりでいる。

「選手権での全国制覇を自分たちは目標に掲げていて、そこで勝てなきゃ意味がないということはないと思いますけれども、今までやってきたものが選手権で出せると思うので、チームとしても、個人としても頑張っていきたいと思っています」。個人としては、結果を残し続けてより信頼を得ること。そして、大舞台で再びチームを白星へ導くような活躍をする。

(取材・文 吉田太郎)
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