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コロナ集団感染のジェノアMFが語る「怖かった。フィジカルの回復は慣れているが…」

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ジェノアに所属する元スイス代表MFバロン・ベーラミが新型コロナウイルス感染を振り返った

 ジェノアに所属する元スイス代表MFバロン・ベーラミが18日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じて新型コロナウイルス感染を振り返った。

 ジェノアでは先月末、チーム内で新型コロナウイルスの大量感染が発覚。陽性反応を示した選手は17名にも上り、今年1月からジェノアでプレーするベーラミもその1人だった。コソボ出身の元スイス代表MFは自身の体験を振り返り、恐怖を感じたことを明かしている。

「数百万人が感染したウイルスで、イタリアでの死者は3万6000人を超える。僕らは人との接触を避けられない生活をしているし、罪悪感を感じるようなものではないと思う。しかし、難しい日々でメンタル面が浮き彫りになった。家から出てまたトレーニングできるのは嬉しいよ」

「フィジカル面においては、活動停止から再開することに慣れている。ケガで2週間ほど離脱した後でも体は自然と動き出すものなんだ。実際に今もそうだよ。しかし、メンタル面のことはあまりよく分かっていなかった。もっと深いものがあるように感じた」

「僕は怖かった。自分が健康ではないということに恐怖を感じたし、家族にうつしてしまうのではないかと怖かった。そうなると、サッカー選手としてではなく、病気を患った1人の人間としての側面が強くなる。人それぞれ感じ方は違うと思うが、全員にとって複雑な体験だったと思う」

 19日のジェノア戦からは、ベーラミらコロナ感染から回復した10選手が加わる。

「ありがたいことに、毎日のように誰かが復帰している。その度に適応が必要とされるが、チーム融合を助けてくれる素晴らしい指揮官がいる。中には今回の体験でよりつらい思いをした選手がいるかもしれないが、思いやりが必要。チームメートをけん引していく力と意欲のある者がサポートしていくべきだ。勝利すれば『素晴らしいチームだ』と称えられるが、困難の時にこそ人間としての真価が問われる」
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