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前日に元長崎CBの久留監督と居残り練習。創成館は江崎、吉谷のCBコンビが札幌内定FW中島封じ

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創成館高CB江崎智哉(左)は国見高の札幌内定FW中島大嘉に食い下がり、1-0勝利

[11.3 選手権長崎県予選準決勝 国見高 0-1 創成館高 百花台公園サッカー場]

 創成館高は、国見高の札幌内定FW中島大嘉(3年)に最後まで仕事をさせなかった。相手は188cmの高さと跳躍力、スピードも備えた大器で今大会、2試合連続ゴール中。CB江崎智哉(3年)は試合前日まで不安を払拭することができず、元長崎CBの久留貴昭監督に相談したことを明かす。

「全体練習が終わった後、不安があって監督に相談したところ、『こういう風に止めろ』という身体の使い方を教えてもらったので、それを上手くこの試合で自分たちも体現できた」と江崎。久留監督からのアドバイスを活かして戦い、強力FW封じを実現した。

 久留監督はJリーグ参入前の長崎で活躍したCBだが、身長は180cmに満たない。「跳ばせないように横に並ぶ。僕も身長が低いので(相手に)跳ばせないようにやってきたので」と指揮官。身長175cmの江崎はコンビを組むCB吉谷武(3年、174cm)とともに相手よりも先に跳躍することや身体を上手く当てることを徹底して中島に思うような跳躍をさせず、その高さを封じ込んだ。

 創成館は県新人戦準決勝でも国見高と対戦しているが、中島は不在。江崎は初めて対峙した中島の印象について「デカかったし、強かったのでやっぱプロかなと(微笑)」と語った一方、チャレンジアンドカバーなどやるべきことを「80分間通してできた結果がゼロに繋がったと思います。(中島を抑えたことは)結構自信になっています」と胸を張った。
 
 久留監督も「(江崎は)頑張っていましたよね」と評価。その江崎は、長崎総合科学大附高との決勝でも無失点で勝つことを目指す。「自分はCBでバックラインのリーダーとして常に声がけをしたり、上手く励ましたり、チームの軸としてやることを意識しています。自分たちのサッカーを上手く貫き通して、総科大に勝って初の全国に行けるようにしたい」と力を込めた。

 決勝でも「(普段ははしゃぐことも多いが)プレーに関しては結構頼りがいがあって、仲良い部分もあるし、お互い意見を言い合える良いパートナーです」(江崎)という“相棒”吉谷とともにゴールを守り抜き、創成館の歴史を変える。

(取材・文 吉田太郎)
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