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鹿島、終盤の猛攻一歩及ばずACL圏外フィニッシュ…C大阪は天皇杯の結果待ち

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[12.19 J1第34節 鹿島1-1C大阪 カシマ]

 J1リーグは19日、第34節を一斉開催し、セレッソ大阪鹿島アントラーズの一戦は1-1で引き分けた。5位の鹿島は来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権獲得ならず。4位のC大阪は川崎FまたはG大阪が天皇杯で優勝した場合、プレーオフ出場権を得られる。

 互いにACL出場権の可能性を残していた上位同士の直接対決。1週間ぶりの公式戦で日程的に優位の鹿島はウォーミングアップ中にDF山本脩斗が負傷し、代役でDF杉岡大暉が起用された。一方、C大阪は前節から中2日の過密日程。すでに退任が決まっているロティーナ監督は主力を中心に起用しながらも、FW高木俊幸を21試合ぶりに抜擢した。

 試合はC大阪がボールを握りつつ、鹿島がアグレッシブな守備で対応するという拮抗した展開でスタート。それでも徐々に鹿島のチャンスが増えていき、16分には杉岡のグラウンダークロスをMF永木亮太がワンタッチで折り返すと、FWエヴェラウドが右ポストに当たる惜しいシュートを放った。

 そのままスコアが動かず迎えた後半はC大阪が優勢。古巣対戦のFW豊川雄太やFW柿谷曜一朗が立て続けにチャンスを導いた。それでも後半34分、柿谷がGKとの1対1を迎えたが、GK沖悠哉に足で阻まれるなど、スコアは均衡したまま時間が過ぎていった。

 ところが後半38分、ようやくC大阪に先制点が入った。中央に絞ってセカンドボールを拾った途中出場のDF松田陸がエリア外から左足でシュートを放つと、これがゴール左上隅に突き刺さった。

 1点ビハインドとなった鹿島も後半45分、杉岡のフィードのこぼれ球からエヴェラウドが弾丸シュートを決めて同点。その後は鹿島が一方的に攻め立て、ゴール前の決定機を次々につくった。しかし、1-1でタイムアップを迎え、両者ともACL出場権が確定する3位以内に入ることはできなかった。

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