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[MOM3358]山梨学院MF広澤灯喜(3年)_チームに“喜び灯した”決勝弾!!「こんなに嬉しいんだ」

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決勝点を奪った山梨学院高MF広澤灯喜(3年)(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]

[1.2 全国高校選手権2回戦 山梨学院高1-0鹿島学園高 NACK]

 チームに喜びを灯した――。この試合唯一となる得点を叩き込んだ山梨学院高(山梨)MF広澤灯喜(3年)は「本当に嬉しかったし、本当に気持ち良かった」と歓喜を爆発させた。

 試合のペースは鹿島学園に握られた。特に後半に入ると猛攻にさらされたが、GK熊倉匠(3年)を中心とした守備陣が得点を許さずに試合を進める。守備陣の踏ん張りに攻撃陣が応えたのが、後半13分だった。

 後方から蹴り出されたロングボールでFW茂木秀人イファイン(2年)が前線へと駆け上がり、ゴール前に折り返す。こぼれ球に反応したのが広澤。「県予選の決勝でもこぼれ球を狙って決めていたし、『こぼれ球が絶対に来る』『何かが起きる』と(長谷川大)監督やコーチから言われている」。さぼらずにゴール前まで詰めていた結果、右足から放ったシュートで決勝点となるゴールを奪取した。

 選手権で初めて奪ったゴール。「全国で点を取るって、こんなに嬉しいんだと思った。点を決めた瞬間、控えにいる選手やピッチ上のチームメイトの顔を見て、とにかく嬉しいという言葉しか頭になかった」と振り返る。「灯喜(とき)」という名前の由来は「喜びを灯す」。まさに、名前どおりの働きに「皆が喜んでくれたので、自分だけでなくチームにも喜びを灯せたと思います」と満面の笑みを浮かべた。

 チームを勝利に導いたものの、「自分のプレーの特長をまだ出せていない」と反省も口に。「自分は猛烈に縦に速かったり、スピードがあったり、フィジカルが強いわけではない。昔から磨いてきた技術だったり、テクニックやアイディアを試合中にもっとプレーで表現したい」と次戦以降、自分らしさをより発揮していこうと燃えている。

(取材・文 折戸岳彦)
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