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大学4年生DF北村椋太、開幕直後にJリーガーに「正直プロになれるような選手ではなかった」母子家庭、母に感謝

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福島入りするDF北村椋太

 福島ユナイテッドFCは17日、関東学院大からDF北村椋太(22)の新加入を発表した。背番号は20。

 北村は高校まで湘南ベルマーレの下部組織でプレー。関東学院大に進学してサッカーを続けてきた。進路が決まっていなかったが、湘南ベルマーレユース時代に師事した時崎悠氏が福島の関東に就任した縁もあり、入団が実現した。身長167cm、体重65kg。ポジションはサイドバック。

 クラブを通じ北村は「正直プロになれるような選手ではなかったと思いますが、今まで多くの方々に支えていただき、ここまで来ることができました」とコメントを発表。

 そして時崎監督の下で再びサッカーが出来る喜びとともに、「個人的なことで恐縮ですが、僕と弟をたった一人で育ててくれて、これまで16年間何不自由なくサッカーをやらせてくれた母に、この場を借りて感謝の気持ちを伝えさせてください。母がサッカーを続けさせてくれたおかげで、身に付けることができたプレーや技術を、Jリーグの舞台で見せたいと思います」と決意を語った。

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