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中島元彦の美弾で先制もパトリックPK弾で追い付く…両守護神が好守披露の大阪ダービーは痛み分け

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大阪ダービーは1-1のドロー決着

[5.2 J1リーグ第12節 C大阪 1-1 G大阪 ヤンマー]

 J1リーグは2日、第12節を開催し、ヤンマースタジアム長居ではセレッソ大阪ガンバ大阪による大阪ダービーが行われた。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半29分にFW中島元彦のゴールでC大阪が先制するも、同37分にFWパトリックのPKでG大阪が追い付き、1-1のドローに終わった。

 ホームのC大阪は4月18日の第10節・浦和戦(○1-0)から先発3人を入れ替え、MF坂元達裕、移籍後初出場となるDFダンクレーとDFチアゴらを先発起用。一方、アウェーのG大阪は前節・名古屋戦(●0-2)から先発2人を入れ替え、MF矢島慎也、DF黒川圭介らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合開始早々の前半5分、坂元の浮き球のパスから最終ライン裏を突いたFW大久保嘉人がネットを揺らすが、これはオフサイドの判定。さらに同9分にはMF藤田直之が蹴り出したFKを大久保が右足ダイレクトで合わせるも、枠を捉えたシュートは好反応を見せたGK東口順昭にストップされてしまう。

 前半23分にはC大阪をアクシデントが襲い、負傷した大久保がプレー続行不可能と判断され、JデビューとなるFWアダム・タガートがピッチへと送り込まれる。同25分にはG大阪がゴールを脅かしたものの、MF山本悠樹、FW宇佐美貴史とつないだボールからPA内でフリーになった矢島のシュートは、GKキム・ジンヒョンに左足1本で阻まれてしまった。

 前半34分にはG大阪にアクシデント。MF小野瀬康介が負傷でベンチへと下がり、FWチアゴ・アウベスが投入された。同35分にはC大阪がゴールに迫るが、藤田がミドルレンジから放った強烈な左足シュートは東口に弾き出されてしまう。

 前半44分にはVARが介入した結果、FW豊川雄太が送ったクロスがPA内のDF福田湧矢のハンドを誘ったとして、C大阪がPKを獲得。しかし、豊川が蹴り出したPKは左ポストを叩いてしまい、先制の好機を逸してしまった。

 0-0のまま後半を迎えると、後半18分にC大阪ベンチが動き、FW加藤陸次樹と中島を同時投入。すると、同29分にC大阪が試合を動かす。藤田のパスをPA内左で受けた中島が、中央に持ち出すと、鮮やかな右足のシュートでネットを揺らしてスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負ったG大阪は後半30分、パトリック、MF川崎修平、MF倉田秋と一気に3枚を替えて状況を打開しようと試みる。すると同35分、DF昌子源のシュートがPA内の加藤のハンドを誘い、G大阪がPKを獲得。キッカーを務めたパトリックがきっちり沈め、G大阪が試合を振り出しに戻した。

 最後まで両チームともにゴールを狙ったものの、勝ち越し点は生まれずに1-1の引き分けに終わった。

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