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後半AT4分に同点弾! 浦和MF関根「最後の局面で結果を出せる選手に」

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スピードを活かして裏に抜けた浦和MF関根貴大がゴール

[5.5 ルヴァン杯グループC第5節 柏3-3浦和 三協F柏]

 リーグ戦では8試合連続で先発。ルヴァン杯・柏戦では1-1の後半19分からの出場となった浦和レッズのMF関根貴大が、最後に大仕事をやってのけた。

 後半22分に逆転を許し、さらに39分にはリードを2点に広げられ、敗戦濃厚の状況下でも浦和はゴールを目指し続けた。すると、後半アディショナルタイム2分には途中出場のMF伊藤敦樹のプロ初得点で1点を返す。さらに、猛攻をかける浦和は、同4分にMF小泉佳穂がDFラインの背後に入れたパスが関根に通ると、そのままGKとの1対1を迎える。右足でとらえたシュートは柏のゴールネットを揺らした。

「GKと目が合って、いろんなことを考えちゃいましたけど、コースを狙って強く打てた」とルヴァン杯では2019年9月8日の準々決勝第2戦・鹿島戦(△2-2)以来のゴールを振り返った関根。「最後の局面で結果を出せる選手になりたいので、自分の中でもうれしいゴールでした」と試合終盤に得点をとれたことを喜んだ。

 グループCは第5節の2試合がともに引き分けに終わり、混戦は変わらず。1位に横浜FCと湘南が勝ち点7で並び、3位浦和(勝ち点6)、4位柏(勝ち点5)まで、全チームがプレーオフステージ進出の可能性を残す。5月19日のグループステージ最終節、ホームに横浜FCを迎える浦和はこの試合に勝利すれば自力でプレーオフステージに進むことができる。

「最初のころは点をとられたり逆転されると気持ちが沈んでズルズル負けてしまうことがありましたが、悪い癖はなくなってきている」と同点に追いついたことを評価するリカルド・ロドリゲス監督は、「自分たち次第で突破の可能性を残した。次の試合も最後で勝ち抜けられればと思います」と必勝を期した。

(取材・文 奥山典幸)
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