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偶然?狙われた?…山口MF、外国籍2選手から立て続けに“レッド級”ラフプレー受ける

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連続でラフプレーを受けた山口MF田中陸(写真は4月10日の東京V戦)

[5.2 J2第11節 町田0-2山口 Gスタ]

 2日のJ2第11節・FC町田ゼルビアレノファ山口FCで起きた2つのラフプレーに対し、SNSを中心に批判の声が上がっている。

 1つ目は、山口が2-0とリードして迎えた後半アディショナルタイム1分。空中戦の競り合いで山口MF田中陸に対し、町田MFマソビッチがアフター気味に激突した。田中はピッチに倒れ込み、試合は一時中断。マソビッチはボールを見ず、曲げた右脚から突っ込むようにして田中と接触しており、山口側からはカードを要求する声も飛んだ。

 田中は立ち上がってプレーを再開させたものの、“災難”は続く。2つ目は、直後の後半アディショナルタイム3分だった。田中が自陣の右サイドで倒れながらクリアを試みると、ブロックに行ったのはFWドゥドゥ。左足に当てたボールがタッチラインを割った後、ドゥドゥはその左足でジャンプし、倒れた田中の左太ももの内側を右の足裏で踏みつける形となった。

 山口側はこのプレーについても抗議。しかし、J2ではビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)はなく、ドゥドゥはマソビッチに続いてカードなしとなった。

 しばらくスタッフの対応を受けていた田中は大事に至らず、最後までプレーを続行。山口はそのまま2-0で勝利を収めたが、SNS上では田中の状態を心配する声も寄せられている。

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