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FW土居聖真が逆転ハット!! 名門対決の勝者は鹿島、好調横浜FMを圧巻5ゴール粉砕

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FW土居聖真がハットトリック

[5.15 J1第14節 鹿島5-3横浜FM カシマ]

 J1リーグは15日、第14節を各地で行い、鹿島アントラーズ横浜F・マリノスを5-3で破った。鹿島は前半25分に先制点を奪われたが、MF土居聖真のプロ入り後初のハットトリックで逆転。MF荒木遼太郎とFW上田綺世のダメ押しゴールも決まり、5ゴールの圧勝撃で横浜FMに12試合ぶりに土をつけた。

 5月15日は28年前に開幕戦が行われた「Jリーグの日」。相馬直樹監督の就任以来4勝1分の好成績が続く鹿島と、開幕節で川崎Fに敗れたのを最後に11試合負けがない横浜FM、リーグ創設以来一度も降格経験のない両チームが好調の中で激突した。

 鹿島は前節名古屋戦(○2-0)から中2日のリーグ戦に向け、先発6人を変更。GK沖悠哉、DF町田浩樹、DF常本佳吾、DF犬飼智也の守備陣と最前線のFW土居聖真は連続スタメンとなった。対する横浜FMは前節神戸戦(○2-0)から中5日。先発は変更せず、前節の負傷交代で状態が懸念されていたMFマルコス・ジュニオールもピッチに立った。

 試合は序盤からスピーディーな試合展開を見せ、前半のうちに両チームが決定機をつくる。まずは前半12分、横浜FMはスルーパスに反応したFWオナイウ阿道が巧みなトラップからシュートを狙ったが、ここは横浜FMユース出身で明治大を経て今季鹿島に入った常本がブロック。同15分には鹿島がゴール前でFKを獲得し、荒木が狙うもわずかに枠を外れた。

 前半17分には鹿島がシンプルなロングボールを敵陣に送り込み、MF松村優太が猛スピードで抜け出すもGK高丘陽平のカバーに遭う。すると直後、横浜FMはカウンターからFW前田大然が左サイドを攻め上がり、折り返しのボールにDF松原健が中央で反応したが、左足シュートは空振りに終わった。

 試合が動いたのは前半25分、飲水タイム直後だった。横浜FMはハーフウェーライン付近に引いてパスを受けた前田がMFレオ・シルバをかわし、右サイドにボールを展開すると、FWエウベルがマルコスとのワンツーで局面を打開。最後はゴールライン際までえぐって低いクロスを送り込み、オナイウがうまく軌道に合わせたヘッドで押し込んだ。

 オナイウはこれでリーグ3位に並ぶ今季9ゴール目。それでも鹿島もすぐに追いついた。前半40分、荒木が左コーナーキックを高い弾道で送り込むと、これを横浜FMの高丘がファンブル。ファーサイドに流れたボールをMF白崎凌兵が折り返し、MF三竿健斗のシュートのこぼれ球がエリア内にとどまると、土居が振り向きざまのシュートでゴール上部を撃ち抜いた。

 同点で勢いを強める鹿島は前半42分、左サイドを土居と白崎で崩すと、クロスボールに飛び込んだのはレオ・シルバ。ニアサイドでうまく右足で合わせ、このシュートはゴール方向に向かったが、ボールはクロスバーに直撃。見どころの多い名門対決は1-1のままハーフタイムを迎えた。

 それでも後半に入ると鹿島が一気に畳みかけ、試合を決めた。まずは開始直後の1分、白崎が横浜FMのハイラインの背後にスルーパスを送ると、これに土居が反応。高丘との1対1から冷静にゴール左隅を打ち抜き、勝ち越しに成功した。

 さらに後半7分、鹿島は2点目と同じような形で土居がスルーパスを送ると、スピードを活かした突破を見せた松村がペナルティエリア内でDFティーラトンに倒され、PKを獲得。キッカーの土居がゴール右隅に決めた。土居はプロ入り後初のハットトリックを達成。圧巻の3ゴールで逆転に導いた。

 なおも止まらない鹿島は後半10分にも、松村が鋭い突破からクロスを送り込み、相手に当たったボールがマイナス方向に流れると、レオ・シルバに当たったボールが荒木の足元へ。荒木はゴール右斜め前から右足を振り抜くと、シュートはDFチアゴ・マルチンスに当たって軌道が変わり、ゴールマウスに吸い込まれた。

 これでスコアは4-1。3点のビハインドとなった横浜FMは後半13分、アンジェ・ポステコグルー監督は4枚替えに踏み切り、前節2ゴールに絡んだMF天野純ら攻撃のカードを投入した。それでも同25分、スルーパスに抜け出した前田の左足シュートが沖に止められるなど、なかなか追撃の1点を奪うことができない。

 横浜FMは後半28分、エウベルの右コーナーキックはDF永戸勝也にクリアされたが、セカンドボールを拾った途中出場MF渡辺皓太のクロスにオナイウが合わせ、ようやく1点を返す。ところが鹿島は同32分、ロングボールの処理を誤った高丘のミスを突いた上田が無人のゴールに決めて5点目。再びリードを3点に広げた。

 横浜FMは後半38分、空中戦を競り合ったDF畠中槙之輔が頭を打ち、脳震盪の疑いがあるとしてDF岩田智輝と交代。鹿島は直後、常本がティーラトンへのスライディングで2枚目のイエローカードを受けて退場となった。終了間際、数的優位の横浜FMは天野のゴールで1点を返したが、そのまま試合は終了。鹿島が名門対決を制した。

 鹿島は序盤こそ下位に低迷したが、相馬監督の就任以来5勝1分。今季の勝ち点を24とし、暫定6位に浮上した。一方の横浜FMは12試合ぶりの黒星で、鳥栖が勝てば暫定4位転落のピンチ。3試合消化の多い首位川崎Fを勝ち点15差で追っている中、痛恨の足踏みとなった。

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