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鹿島は終了直前のアラーノ弾で劇的ドロー…仙台は西村が先制点、2m新守護神が好セーブ連発も追いつかれる

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[6.20 J1第18節 鹿島 1-1 仙台 カシマ]

 J1リーグは20日に第18節を行った。鹿島アントラーズベガルタ仙台が対戦し、1-1でドローとなった。

 ホーム300勝まであと1勝に迫った鹿島は、U-24日本代表から帰還したFW上田綺世、DF町田浩樹、GK沖悠哉を先発起用。一方、仙台はGKヤクブ・スウォビィクに代わり、新加入の202cm高身長GKストイシッチがリーグ戦初先発となった。

 仙台は開始1分、左サイドのMF氣田亮真がクロスを上げ、FW西村拓真がヘディングシュート。しかし、沖の好セーブに阻まれた。一方で、鹿島も反撃。同26分、MF荒木遼太郎のドリブルから横にパス。ボールを収めたDF常本佳吾がPA右から右足シュートを放つ。ストイシッチにセーブされたボールはゴール方向に流れるも、DF石原崇兆にカバーされ、決定機を逃した。

 鹿島は前半終了間際にもチャンス。MFディエゴ・ピトゥカの浮き球パスをFWエヴェラウドが頭でゴール前に送る。最後は上田が打点の高いジャンプからヘディングシュートを放つが、ボールはクロスバーを直撃。前半はスコアレスドローで折り返した。

 鹿島がペースを握る展開が続いたが、先制したのは仙台。後半17分、投入されたばかりのDFアピアタウィア久が後方からロングフィードを飛ばす。最前線で大きくバウンドしたボールを、西村がDF犬飼智也との競り合いを制し、奪い取る。西村は飛び出した沖もかわし切り、無人のゴールに流し込んだ。

 追いかける展開となった鹿島は、最前線の上田を起点に攻撃を構築。幾度もチャンスを作るが、ゴールには結びつかない。仙台は鹿島の終盤のパワープレーを、アピアタウィアとストイシッチが何度もはじき返した。

 しかし、試合が終了する直前にドラマが起きる。途中出場のMFファン・アラーノが右サイドでボールを持つと、左足のインスイングキックを放つ。緩やかな弾道に誰も反応できず。ボールはそのままゴールに吸い込まれた。

 鹿島の劇的同点ゴールで、試合は1-1の痛み分けとなった。

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