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横浜FM、監督交代後J1初戦白星で3連勝!! 鳥栖は今季初の複数失点で9戦ぶり黒星

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横浜F・マリノスが鳥栖に完封勝利

[6.23 J1リーグ第19節 横浜FM 2-0 鳥栖 ニッパツ]

 J1リーグ23日、第19節を開催し、ニッパツ三ツ沢球技場では3位横浜F・マリノスと4位サガン鳥栖が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半18分にMFマルコス・ジュニオールの得点で先制した横浜FMが、同42分にDF和田拓也が加点して2-0の完封勝利を収め、3連勝を飾った。

 10日にアンジェ・ポステコグルー監督の退任、後任が決まるまで暫定的に松永英機氏が指揮を執ることを発表した横浜FM。松永体制初陣となった13日のルヴァン杯プレーオフステージ第2戦札幌(●1-3)から先発4人を入れ替え、A代表デビューを飾ったFWオナイウ阿道、東京五輪メンバーに選出されたFW前田大然らを先発起用。一方、ここ8戦無敗(4勝4分)の鳥栖は5月30日のJ1第17節神戸戦(△1-1)から先発3人を入れ替え、FW山下敬大、MF小屋松知哉、DF島川俊郎らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半12分に好機を創出したのはホームの横浜FM。DF小池龍太のスルーパスからオナイウが最終ライン裏に抜けるも、右足で狙ったシュートはGK朴一圭に阻まれてしまう。さらに同20分には左からマルコスが送ったクロスをファーサイドのFWエウベルが折り返し、至近距離から前田がヘディングシュートを放つが、朴の守備範囲に飛んでキャッチされてしまった。

 その後も横浜FMがリズムを生み出し、ゴールに迫るが、前半29分に小池のクロスからオナイウが放ったヘディングシュートがポストを叩くなど、スコアが動かないまま前半を折り返すことになった。

 0-0のまま後半を迎えると、同4分にオナイウが鋭いミドルを放つも朴にまたもやストップされてしまう。朴の壁をなかなか打ち破れなかった横浜FMだったが、同18分に先制に成功。敵陣でのボール奪取を成功させたマルコスがドリブルで運んでPA外から左足を振り抜くと、島川に当たってコースが変わったシュートがネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った鳥栖は、後半23分にJ1デビューとなる2種登録の18歳FW二田理央を投入するなど、状況を打開しようと試みる。しかし、同35分に二田が放った枠を捉えたシュートがGK高丘陽平に阻まれるなど、同点に追い付けず。すると、同42分に和田が追加点を奪い、横浜FMが2-0の完封勝利。今季初の複数失点を喫した鳥栖は9試合ぶりの黒星となった。

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