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FC東京DF渡辺剛がベルギー1部に完全移籍「今の僕があるのはFC東京のおかげ」

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 FC東京は28日、DF渡辺剛(24)がベルギー1部のコルトレイクに完全移籍すると発表した。

 中学までFC東京の下部組織で過ごした渡辺は、山梨学院高、中央大を経て、19年にFC東京に入団。これまでJ1通算75試合に出場、4得点を決めた。

 クラブを通じ、以下のようなコメントを残している。

「このたび、ベルギーのKVコルトレイクに移籍がすることが決まりました。

 ファン・サポーターのみなさまの前でご挨拶できればよかったのですがこの場でのご報告となり申し訳ございません。

 FC東京に大学を卒業してから戻ってこれると決まった時に自分の中で、『リーグ優勝に貢献したい!』『FC東京という素晴らしいチームをもっといろんな方に知っていただきたい!』という強い気持ちで加入しました。

 その中でリーグ優勝という目標を掲げて3年戦ってきましたが、その目標を達成することはできませんでした。本当に悔しいですし、応援してくださったファン・サポーターのみなさまに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 ですが、僕自身で言えばプロ1年目の後半から試合に出させていただき、チーム最高順位であるJリーグ2位やACL出場、ルヴァンカップ優勝など沢山の素晴らしい経験をさせていただきました。ルヴァンカップを優勝したときの雰囲気や達成感は一生忘れられない素晴らしい経験となりました。

 そして3年間という短い間でしたが、森重さんの隣でプレーできたことは僕にとって大きな財産ですし、スーパーな森重真人選手をいつか越えられるように僕自身ベルギーで成長してきます!!

 最後になりますが、FC東京のファン・サポーターのみなさんの声援や拍手での応援はいつも僕の力となっていました。みなさんがいなければ、私はここまで来ることはできませんでした。

 今の僕があるのはFC東京のおかげです。

 3年間本当に温かい応援ありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします」

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