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サラーの契約延長問題にOBキャラガーが苦言「もし移籍したら…オーナーは許されないだろう」

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 リバプールのOBであるジェイミー・キャラガー氏が、難航しているモハメド・サラーとの契約延長問題について自身の見解を述べた。

 2017年夏にローマからリバプールへと加入して以降、エースとして活躍を続けるサラー。5シーズンで公式戦229試合に出場し148ゴールを積み上げた。今シーズンも26試合で23ゴールを奪うなど、圧倒的な活躍を見せている。

 そんなサラーとリバプールの契約は2023年6月末までとなっており、その去就が注目を集めている。リバプールは契約延長に向けて動きを見せているが、一方でレアル・マドリーからの関心も噂されており、去就は不透明な状況だ。
 
 サラーは先日、『GQ Magazine』で「僕は残りたいけど、僕には決定権がない。彼らがすべてを握っている」とコメント。さらにユルゲン・クロップ監督は「モー(サラーの愛称)は残留を望んでいるし、私たちもモーの残留を望んでいる。こういったことには時間がかかるものだが、すべて順調だと思う」と、残留を楽観視していた。

 キャラガー氏は「リバプールのサポーターの1人として」サラーとの契約延長問題が長引くことに警鐘を鳴らす。

「今の状況が長引くことに注意しなければいけない。リバプールはこの数カ月で、ビッグプレーヤーたちとの契約延長をまとめてきた。アリソン・ベッカー、トレント・アレクサンダー・アーノルド、フィルジル・ファン・ダイクたちだ」

「サラーは世界トップレベルの給料を受け取りたいと思っているだろう。そもそもなぜ、その給料をもらってはいけないのだろうか? 彼はそれに値する。われわれが話しているのは、世界でもトップレベルの選手の1人だ」

「この問題はできるだけ早く解決すべきだ。リバプールがサラーと契約した際の価格を忘れてはいけない。何も1億ポンドを使って連れてきたわけではなく、見事な取引をした。彼の移籍金、これまでの給料など、リヴァプールがこれまでに投資したお金は微々たるものだ」

 さらにキャラガー氏はクラブの経営陣についてもコメント。サラーが移籍することになった場合は、責任を取らなければいけないとの考えを示した。

「仮にサラーとの契約がまとまらずに退団することになれば、リバプールフットボールクラブ、それにオーナーは許されないだろう」

「サラーはリバプールの伝説であり、クラブがこれまでに経験した中でも偉大な選手の1人だ。後回しにするのではなく、早く解決しなければいけない」

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