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広島が10番MF森島司の2発で横浜FMに完勝! 今季初白星から勢いそのままに2連勝

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サンフレッチェ広島の10番MF森島司が2得点

[4.6 J1第7節 広島 2-0 横浜FM Eスタ]

 J1リーグは6日、各地で第7節を行った。サンフレッチェ広島のホームで行われた横浜F・マリノスとの試合は、2-0で広島が勝利。広島はミヒャエル・スキッベ監督体制初の2連勝となった。

 2日の湘南ベルマーレ戦(○1-0)で今季リーグ戦初勝利を挙げた広島は、2連勝を目指し、迎えたホーム戦で前節から先発メンバーを1枚変更。MF柏好文が左サイドに入った。対する横浜FMは前節のFC東京戦(○2-1)で3試合ぶりの白星を飾り、現在3位。こちらも2連勝を目指し、FC東京戦からスタメン6人を変更して臨んだ。

 試合は立ち上がりから互いに積極的に攻め込むもゴールが遠い。広島はサイドを起点に攻撃を展開。横浜FMはGK高丘陽平から丁寧に繋いでボールを前に進めた。

 横浜FMは前半23分、敵陣中央でルーズボールを拾ったFWレオ・セアラが中央を突破し、相手DFを引きつけると、左のFWエウベルにラストパス。エウベルの右足で狙いすましたシュートは、広島DF荒木隼人に当たり枠を捉えることができなかった。

 広島は前半28分に右サイドでボールを受けたMF藤井智也が積極的に右足を振るもシュートは大きく外れる。それでも、藤井が再び狙うと、前半33分のシュートはポストに直撃。ここから広島が攻勢を強める。

 すると、前半34分にホームの広島がスコアを動かした。相手ペナルティーエリア付近でボールを奪った広島は、MF野津田岳人がパス受けると、左足でDFラインの背後に柔らかい浮き球を送る。抜け出したMF柏好文が頭で折り返すと、そのボールをMF満田誠がラストパス。MF森島司が左足を振り抜いたシュートは高丘の手を弾き、ゴールへと吸い込まれていった。

 先制に成功した広島は前半43分、ゴール前でDF佐々木翔のループパスをFW永井龍がバイシクルシュート。しかし、ここは高丘がしっかりと抑えてゴールを守った。広島の1点リードで前半を折り返す。

 後半も攻撃の手を緩めなかった広島は、立ち上がりから横浜FMゴールに襲い掛かる。すると後半13分、ペナルティーエリア内左でスルーパスに抜け出した満田が、ライン際ギリギリでゴール前にクロス。走り込んで来た森島が合わせてゴールネットを揺らした。

 2点ビハインドとなった横浜FMは後半14分に3枚替え。MF藤田譲瑠チマ、エウベル、レオ・セアラを下げて、DF畠中槙之輔、MF水沼宏太、FWアンデルソン・ロペスをピッチに送り込んだ。

 広島も後半22分に永井に替えてFWジュニオール・サントスを投入。2点を追う横浜FMは、さらに後半23分にMF喜田拓也、FW宮市亮を下げて、FW西村拓真、FW仲川輝人を送り込み、反撃を試みる。

 勢いに乗る広島は後半35分、右サイドを満田とのワン・ツーで抜け出した藤井がクロスを送ると、野津田が滑り込みながらシュート。しかし、ボールはゴール左に外れ、追加点とはならなかった。

 広島は後半37分に2枚替え。この試合2得点の森島と先制点演出の柏に替えてMF柴崎晃誠とMF浅野雄也を投入。すると、後半40分にはその浅野に決定機が訪れる。右サイドを個の力で抜け出したサントスのクロスに浅野がボレーシュート。だが、ボールは枠を大きく外れ、チャンスをものにすることができなかった。

 広島は後半45分、野津田、満田に替わりMF青山敏弘、MF東俊希が途中出場。試合を締めにかかった。その後、6分間のアディショナルタイムを凌いだ広島が2-0で勝利。今季初の連勝で勝ち点3を積み上げた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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