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スタメン復帰戦で好調鹿島封じた横浜FM畠中槙之輔「しっかり弾き返そうと話していた」

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横浜F・マリノスDF畠中槙之輔

[4.10 J1第8節 鹿島 0-3 横浜FM カシマ]

 横浜F・マリノスDF畠中槙之輔にとって、この日は2月27日の第2節・柏戦以来となる先発出場だった。。対戦相手は攻撃陣が好調の鹿島アントラーズ。強力な2トップに対して厳しい局面を強いられることも懸念されたが、日本代表経験者にふさわしい安定したパフォーマンスで完封勝利に導いた。

「相手が2トップで完結できる力のある選手たちだったので、僕とツノでしっかり弾き返そうという話をしていた。何回か競り負けるシーンはあったけど、それでもピンチをつくられないように粘り強く守備ができてよかった」。

 鹿島が誇るFW上田綺世、FW鈴木優磨の2トップは今季の好調を牽引する2トップコンビ。相手はシンプルなロングフィードで展開をひっくり返そうと試みてきたが、そのたびに畠中とDF角田涼太郎のCBコンビが粘り強いヘディングと身体の寄せで立ちはだかった。

 柏戦で右ハムストリングを痛め、復帰後は今月2日の前々節FC東京戦(○2-1)と前節広島戦(●0-2)での途中出場により試運転。先発では試合感不足も危惧していたようだが、「1か月ぶりというのもあって入りがどうかなというのもあったけど、集中して試合に臨めたら変な雰囲気はなく、しっかり試合に入れたのでよかった」と準備の面でも安定感が光った。

「僕がスタメンで出るということで、前の選手や中盤の選手にもっと自信を持って気持ちよくやらせてあげよう、後ろから支えてあげようと思っていた」。そんな働きはこれからベトナムでセントラル開催されるACLグループリーグでも不可欠だ。厳しいアジアの戦いを見据えた畠中は「自分たちは自分たちのサッカーができればいい結果を残せると信じているので、そこに集中して頑張りたい」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
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