来季からJ2に降格する大分トリニータのMF金崎夢生に、鹿島アントラーズ、FC東京、サンフレッチェ広島の3クラブが正式オファーを出したと、5日付のスポーツ報知が伝えている。

　金崎は今季はFWもこなすなどサッカーセンス、器用さを持ち合わ、大分の主力だが、今季限りで契約が切れるため、各クラブが争奪戦を繰り広げている。すでに名古屋、浦和がオファーを出しており、これで5クラブ目となる。

　報道によると、当初は最初にオファーを出した名古屋入りが濃厚と見られていたが、金崎が他クラブのオファーも待って、選択肢を広げたいという意向を持っていることから、決断は先延ばしになっている。

　近く鹿島など3クラブと交渉に臨み、移籍先を決める見通し。決断に注目が集まる。

(文　近藤安弘)