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仙台司令塔がMVP&得点王、北朝鮮をVへ導く

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 11年のAFCアジアカップ出場権を懸けたAFCチャレンジカップスリランカ2010の決勝が27日、行われ、北朝鮮とトルクメニスタンが対戦。1-1でもつれ込んだPK戦を5-4で制した北朝鮮が優勝した。
 試合は前半33分にトルクメニスタンが先制したが、北朝鮮は後半31分、チェ・チョルマンのクロスをベガルタ仙台MFリャン・ヨンギ(梁勇基)が同点ヘッド。この貴重なゴールが優勝につながった。
 
 リャン・ヨンギはこのゴールにより、通算4得点で大会得点王を獲得。大会MVPにも選出された。北朝鮮は今大会、FWチョン・テセ(鄭大世)ら今夏のW杯に出場する予定の主力が不在。若手中心のメンバー構成だったが、W杯予選でわずか1試合の出場だったリャン・ヨンギは本大会出場への貴重なアピールの場で大活躍。今大会の指揮を執ったジョ・トンソプ監督も「彼(リャン・ヨンギ)は我々のチームの中心選手で、彼への信頼は高い。我々のチームには数名のワールドカッププレーヤーがおり、現時点で彼はそこに入っていないが、後で名前を加えるかもしれない」と絶賛していた。

(文 吉田太郎)

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