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J2・3位の徳島、柿谷同点弾もドロー

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[9・10 J2第27節 北九州1-1徳島 本城]

 3位・徳島ヴォルティスは0-1の後半15分、DF橋内優也の右クロスからFW柿谷曜一朗が同点ヘッド。アウェーで勝ち点1を獲得したが、3戦連続未勝利に終わり、J1昇格争いから一歩抜け出すことができなかった。

 後半32分にはFW津田知宏のポストからMF衛藤裕がクロスバー直撃の左足シュート。試合終盤には4試合白星のない7位・ギラヴァンツ北九州をあと一歩のところまで追い詰めたが、勝ち越しの一撃は生まれなかった。徳島によると、美濃部直彦監督は「勝利を目指して全員で頑張ったんですが、勝利には届かず、引き分けという結果は残念に思います。(両チームチャンスを逃し)1-1というゲームの妥当な結果かなと思います。とはいえ、内容よりも結果が必要なところなので、結果としてが勝ち点3を取れなかったことは昇格争いをしている中では痛い結果だったと思います。選手は一生懸命やってくれているので、なんとかそれを結果につなげられるように、次のゲームに向けてもう一度しっかり全員で努力していきたいと思います」と次戦での勝ち点3奪取を誓っていた。

 一方、北九州は右サイドを駆け上がったSB関光博が切り返しから豪快な左足ミドルを叩き込んで先制したほか、出場停止明けのMF安田晃大のドリブルシュートや正確なパスワークなど、スピーディーな攻撃で徳島を苦しめた。それだけに三浦泰年監督は「90分通して全体的には狙いとしている自分たちのサッカーができました」(北九州公式サイトより)。ただ5戦連続未勝利に終わったことについては「結果が問われるわけなので、ホームで前節同様、勝ちきれなかったこと、ここ4節引き分けだと考えるとプラスアルファがあり、勝ちきれるサッカーを目指さなければいけない、その為に次節の札幌戦に向けてしっかりとした準備をしていきたいと思います」とこちらも次戦での勝利へ意気込んでいた。

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