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ロッベンの劇的勝ち越しゴールでオランダがイングランドに競り勝つ

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 国際親善試合が29日、各地で行われた。ロンドンではイングランド対オランダの一戦が行われ、3-2でオランダが勝利した。

 ロンドンで起きた暴動のため延期となっていたビッグマッチは、終了間際まで点の取り合いとなった。まず、先制はオランダ。後半12分、ハーフウェーライン手前でボールを受けたFWアリエン・ロッベンが60m独走ドリブル。自らゴール前に持ち込み、ゴールに蹴り込んだ。さらにその2分後、オランダは今度はピッチを大きく使い右サイドに展開。最後はFWディルク・カイトのクロスをFWクラース・ヤン・フンテラールがDFクリス・スモーリングと接触しながらゴールにねじ込み、2-0と突き放すことに成功する。

 イングランドも終盤反撃に出る。後半40分、DFガリー・ケーヒルがオフサイドラインぎりぎりで抜け出し、ゴールを決め1点差に迫る。さらに勢いを増したイングランドは同46分、ゴール前でワンタッチパスをつなぎ、最後はフリーで抜け出したMFアシュリー・ヤングが土壇場で同点ゴールを決めた。

 しかし試合はこのまま終わらなかった。同点とされたオランダはその1分後、ペネルティーエリア内右でボールを受けたロッベンがDFに囲まれながらも左足シュート。するとボールはファーサイドのネットを揺らし、劇的ゴールで再びオランダが勝ち越しに成功。敵地で勝利への執念を見せたオランダがイングランドを下した。

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