beacon

[FA杯]宮市のボルトンは準々決勝敗退。トッテナム、エバートンが4強進出

このエントリーをはてなブックマークに追加

 FA杯準々決勝の再試合2試合が27日に行われ、日本代表FW宮市亮の所属するボルトンは、敵地でトッテナムと対戦。1-3で敗れ、準決勝進出はならなかった。

 17日に行われた試合では、前半途中にボルトンMFファブリス・ムアンバが意識を失い、試合は中止となった。その再試合となった試合に、宮市は先発で出場を果たす。

 試合は序盤からトッテナムが主導権を握り、ボルトンは防戦を強いられる。さらに前半28分にはMFダレン・プラトリーがMFガレス・ベイルにファウルをした際に負傷し、交代を強いられる。同37分にはMFルカ・モドリッチからFWエマニュエル・アデバヨルを経由し、ベイルにパスが渡ったが、ベイルのシュートは枠を捉えきれなかった。

 圧倒的に攻め続けるトッテナムが、ようやく先制点を挙げたのは後半29分だった。MFラファエル・ファン・デル・ファールトのクロスから、2月1日に加入したDFライアン・ネルセンがトッテナム加入後、初ゴールで先手を取る。さらに、その3分後には途中出場のジャーメイン・デフォーのアシストを受けて、ベイルが決めて2-0とリードを広げた。

 ほとんど見せ場をつくることができなかった宮市は、後半34分に交代を告げられる。2点を追う展開になり、ようやく攻撃が噛みあいだしたボルトンは、同45分にFWケビン・デイビーズが1点を返したが、その3分後にFWルイ・サハにダメ押しゴールを許し、試合終了。前半から数多くのチャンスをつくったトッテナムが3-1で勝利し、準決勝進出を決めた。

 また、引き分け再試合となっていたサンダーランド対エバートンは、エバートンが2-0で勝利。この結果、準決勝の組み合わせは、トッテナム対チェルシーのロンドンダービーとリバプール対エバートンのマージーサイドダービーになった。なお、リバプール対エバートンは4月14日、トッテナム対チェルシーは4月15日に予定されている。

トッテナム 3-1 ボルトン
[ト]ライアン・ネルセン(74分)、ガレス・ベイル(77分)、ルイ・サハ(90+3分)
[ボ]ケイビン・デイビーズ(90分)

サンダーランド 0-2 エバートン
[エ]ニキチャ・イェラビッチ(24分)、オウンゴール(57分)

TOP