ピルロには賛辞もマンマークはつけず

　ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督によると、MFバスティアン・シュバインシュタイガーはEURO2012準決勝のイタリア戦に出場できるコンディションのようだ。また同監督は、イタリアMFアンドレア・ピルロを称えつつも、特別なマークをつけることはしないと話している。

　イングランドとの準々決勝で、PK戦でチップキックを決めてみせたピルロには、多くの称賛が寄せられている。レーブ監督はピルロについて、次のように語った。

「彼は少し再生しているようだね。素晴らしい選手であり、見事な戦術家だ。マンマーク?　それは無意味だろう。彼は深い位置に引くことが多いのだから。イタリアは3-5-2かもしれないし、4-4-2かもしれない。我々は両方に備えなければいけないね。自分たちのリズムを保ちたい」

「イタリアは2010年から大きく成長した。彼らはその素晴らしいクオリティーをEUROで見せてきたね。我々は相手に合わせるのではなく、自分たちの試合をしなければいけない」

　また、レーブ監督はコンディションが心配されるMFバスティアン・シュバインシュタイガーについて、問題はないと強調している。

「95%であっても、万全だと感じていない選手はプレーしない。彼はギリシャ戦でパスに苦しんだけど、自分に厳しい選手だ。ハードな練習をしてきた。すべての選手がフィットしているよ。彼もすごく自信を感じている。我々には彼が必要なんだ。彼は重要な選手だからね」

---

▼関連リンク
EURO2012特集ページ