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クロアチア、EURO予選のピッチにカギ十字が浮上 連盟は謝罪か

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 12日に行われたEURO2016予選のクロアチア対イタリアの一戦で、ピッチにナチスの象徴カギ十字のマークが見えたと騒動になっている。イタリアメディアが伝えた。

 報道によると、芝の調整の仕方によるものか、スタンドからピッチにカギ十字と思われるマークが見えたとのこと。ハーフタイムにグラウンドキーパーが“再調整”したことで、後半からマークは見えなくなったという。

 イタリア『ANSA通信』は、クロアチアサッカー連盟のスポークスマンが、「クロアチアサッカー界だけでなく、クロアチア国民全体にとって恥ずべきことだ。UEFAにも知らせた。イタリアやすべての人たちに謝罪する」と語ったと報じている。

 また、『ANSA通信』は、同連盟のダヴォール・シューケル会長が「これは我々の問題だ。解決するために仕事をしている。残念ながら今夜は何かが起きてしまった」と発言したと伝えた。

 この日の試合は、EURO予選でのクロアチアサポーターによるトラブルのため、UEFAからの処分で観客を入れずに行われた。その一戦で再び政治に関する問題が起きたとなれば、クロアチアはさらなる処分をUEFAから科されるかもしれない。

 なお、試合は1-1のドローで終了。クロアチアはグループHの首位を維持し、イタリアが勝ち点2差の2位で追っている。

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