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EURO通算5ゴールでドイツ記録に並んだゴメス「このチームでプレーするのは本当に楽しい」

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[6.26 EURO決勝トーナメント1回戦 ドイツ3-0スロバキア リール]

 EURO2016は26日、決勝トーナメント1回戦を行い、ブラジルW杯王者のドイツ代表がスロバキア代表に3-0で快勝した。この試合でFWマリオ・ゴメスはEURO通算5ゴール目を記録し、元同国代表FWのユルゲン・クリンスマン氏(現アメリカ代表監督)のドイツ記録に並んだ。ゴメスのコメントを欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトが伝えている。

 グループリーグ首位通過のドイツは前半8分、左CKの流れからDFジェローム・ボアテングが右足で決め、先制に成功した。同43分にはゴメスがMFユリアン・ドラクスラーの折り返しを左足で押し込み、2点差に。ドイツは後半18分にもドラクスラーのゴールで加点し、一気に勝負を決定づけた。

 ゴメスは試合後、「今回のEUROではどのチームも守備的に戦うから、全ての試合が難しい。僕らは前の試合と同様、ボールの後ろに何人か分からないほど多くの選手を置いたチームと戦うことになった」と、やりにくさを明かしたが、「それでも得点チャンスをつくった。僕らはこの2試合で非常に柔軟な対応力を示した。もっとゴールを奪わなければならないし、今日ももっと決められたはずだけど、この結果には満足していいと思う」と3-0の快勝を喜んだ。

 EURO通算5ゴール目を記録し、グループリーグ第3節の北アイルランド戦(1-0)に続く2試合連続のスタメン起用に結果で応えたゴメス。「チームと監督が僕を信頼してくれていることが嬉しい。持てる力を全て出したよ。スペースをほとんど与えてもらえないPA内で、それでもスペースを見つけなきゃいけないから、こういう試合は難しい。相手にも1、2度チャンスを作られたけど、守備陣はよくやったと思う。僕らはまだ失点していない。このチームでプレーするのは本当に楽しいね」と充実感を口にした。

 3大会連続のベスト4進出を果たし、W杯に続く主要国際大会の連覇にまたひとつ近づいたドイツ。7月2日の準々決勝では、イタリア対スペインの勝者と対戦する。

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