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エジル、ドイツ代表の仲間にプレミア移籍のススメ「チャンスがあるなら行くべき」

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 アーセナルに所属するドイツ代表MFメスト・エジルは、プレミアリーグを高く評価している。ドイツ代表のチームメートにも、機会があればイングランドに移籍すべきと勧めた。

 21歳でレアル・マドリーに移籍し、2013年にアーセナルへと加入したエジルは、ドイツ『シュポルト・ビルト』でプレミアリーグについて次のように賛辞を寄せている。

「僕は国外のビッグクラブで自分を証明することをずっと目標にしていた。誰かが国外に行きたいと願うなら、プレミアリーグについてはポジティブなことしかないね。とても面白く、バランスの取れたリーグだ。レスター・シティが優勝したことが最高の例だよ。イングランドでは、すごく楽しんでサッカーをするんだ。すごく大変だけど、楽しいんだよ」

「代表チームの選手から、イングランドはどうかと聞かれれば、僕は『チャンスがあるなら行くべきだ』と答えるよ。また国外に出るという決断をするなら、僕は自分がやってきたことを繰り返すだろう」

 また、レアルでの経験から、エジルはリーガ・エスパニョーラとも比較した。

「リーガでは、2-0とリードした時点で勝負が決まっていた。でも、イングランドではまったく違うんだ。相手が諦めることは絶対にないんだよ! だから、プレミアリーグはものすごくスリリングなんだ」

「ウエスト・ハムとの試合を覚えている。ハーフタイム直前までは2ー0でリードしていたのに、終わってみたら3-3だったんだ。レアルでは、相手がもっと早くに諦めていた。スペインでは、レスターのような小さなクラブが優勝するようなことは絶対にないと思う」

 イングランドのクラブは莫大な放映権料を武器に、国外のクラブから多くの優れた選手たちを獲得するとみられている。ブンデスリーガのクラブが慰留するのは困難かもしれない。だがエジルは、最終的にドイツサッカーの利益にもなるとの見解だ。

「選手たちが国際経験を積み、結局はドイツサッカー連盟の利益にもなる。だから、多くの選手が国外に出ても、僕はまったく心配しない」

「ドイツの優れた若手たちは素晴らしい評価を受けている。すぐに国外のクラブから注目されるだろう。ただ、特にイングランドの放映権料から、(ドイツの)スモールクラブが代表クラスの選手たちを引き留めるのが、より難しくなるのも確かだ。プレミアリーグはとにかく面白くて魅力的だからね」

●プレミアリーグ2016-17特集
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