ウェールズ代表のロブ・ペイジ監督が、トルコ戦2-0勝利に喜びのコメントを口にした。

　現地時間16日に行われたEURO2020グループAで、ウェールズはトルコと対戦。ガレス・ベイルが61分にPKのチャンスを逸するという場面もあったが、同選手の2アシストもあり、2-0で勝利を収めている。これでウェールズは勝ち点を4とし、グループ突破に大きく近づいた。

　指揮官ペイジは「この結果を誇りに思う。この結末を望んでいた」と述べ、トルコ撃破を喜んだ。『UEFA』公式がその言葉を伝えている。

「可能であれば2得点よりも多いゴールを望んでいたが、十分な結果と言えるだろう。ウェールズのやり方で勝利をつかみ取ったゲームだ。もちろんトルコを軽視していたわけではない。(初戦の)スイスとも異なるスタイルで、苦戦することを懸念していた」

「それでも2試合を終えて勝ち点4という結果は素晴らしいものだ。ダン(ジェームズ)、アーロン(ラムジー)、ガレス、キーファー(ムーア)のような素晴らしいクオリティの選手がいるから、このチームの特性も際立つね」

　そして指揮官は「第3節はイタリアが相手だ。もちろん注意する必要があるし、その中でも最良の結果を出して、勝ち上がりを決めたい」と続け、強豪撃破に照準を定めた。

　イタリアはすでに勝ち点6に達してグループ通過を決めている。勝ち点4のウェールズが最終節で勝利した場合、イタリアを抜いて勝ち点7でのトップ通過となる。果たしてウェールズは優勝候補の一角を退け、A組1位での16強進出を果たせるのか。第3節ウェールズvsイタリアは現地時間20日に行われる。

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