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息をのむスーパーゴール…歴史を塗り替えた16歳ヤマルを監督や識者が絶賛「天才」「今大会最高」「とんでもない」

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最年少得点記録を塗り替えたFWラミネ・ヤマル

 スペイン代表FWラミネ・ヤマルが9日、EURO2024準決勝のフランス代表戦(○2-1)で大会史上最年少となる16歳362日でゴールを挙げた。ヤマル本人や指揮官、識者のコメントをイギリス『BBC』が伝えている。

 歴史を塗り替える得点が生まれたのは、0-1とリードされた前半21分。ヤマルはペナルティエリア手前中央でボールを持つと、左足で美しい弧を描くシュートを決め、会場を大きく沸かせた。

 ルイス・デ・ラ・フエンテ監督はヤマルのゴールについて「天才的なタッチを見た」と振り返り、称賛の言葉を続けている。

「私たち全員が彼を大切する必要がある。同じように謙虚に、地に足をつけて、学び続けながらプレーしてほしい」

「正直なところ、彼はずっと経験豊富な選手のように見える。彼がチームにいること、スペイン人であることを祝福したい」

「私たちは彼を頼りにしているし、この先何年も彼を楽しむことができることを願っている」

 また、『BBCワン』では、元イングランド代表FWのガリー・リネカー氏が「この試合の、そしておそらくこの大会における最高の瞬間だった」と褒め立て、元同代表FWのアラン・シアラー氏も「信じられない」「あんなプレーができるなんて、とんでもない」と感嘆の声を上げている。

 代表だけでなく、所属するバルセロナでも数々の最年少記録を樹立しているヤマル。EURO2024決勝の前日13日には17歳の誕生日を迎える。

 世界が注目する神童は「代表チームで決勝に勝ち上がるのは夢のようだ」とファイナル進出を喜び、自分の誕生日を祝うためにしたいことは「勝つこと、勝つこと、勝つこと、そして勝つことだ」と欧州制覇を誓った。



●EURO2024特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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