[フットサルW杯2012]ポルトガル戦 前日練習後 選手コメント
フットサル日本代表は3日、グループステージ第2戦のポルトガル戦に向けたトレーニングを行っている。前日の練習は部分合流だったGK川原永光 (名古屋オーシャンズ)も全体練習に復帰し、全14選手が汗を流した。練習後、取材に応じた各選手は、翌日に控えたポルトガル戦への意気込みを語っている。
●FP三浦知良(横浜FC)
―円陣が長かったような気がするが?
「そうですか? いつも長いですよ、最近。あまり変わらないんじゃないですかね。いつもの感じだと思います」
―ターニングポイントとなる試合?
「それは(円陣でも)言っていましたね。監督はポルトガル戦の結果がどうであれ、勝っても、引き分けても、リビア戦が本当の勝負になると言っていましたね。ポルトガルに勝っても、リビアに負けたら意味がないというニュアンスで言っていました。とにかく明日は勝ち、リビアにも勝つと。ただ、明日勝っても、集中するのはリビアとの試合じゃないかということを強く言っていました」
―ポルトガルのビデオは?
「見ました。個人の力もしっかりしていますし、チームとしてもまとまっていると思います。さっきも名前に上がったリカルジーニョ選手もドリブルが上手いし、パスが上手い。決定的なパスを、前の選手に、本当にゴールするだけっていうボールを何本も送っていたので、そのパスが素晴らしいなと思いました」
―最初の試合でハットトリックのカルディナルは?
「あれだけチャンスがありましたし、ああいう選手は、あのレベルの選手は当然決めると思いますよ」
―これだけ多くの地元のメディアが来ている。同じアジアの日本に応援の意味を込めてということらしいが?
「それはありがたいですよね。日本を同じアジアの仲間としてエールを送ってもらえるのは、日本にとって心強い。明日、タイの人もたくさん来てくれると思うので、いいゲームをしたい。明日はヨーロッパの強豪ですから、何とか勝利したいと思います」
―ブラジル戦では積極的に仕掛けていたが?
「なかなかどこでどういう時間帯で出られるかはわかりませんがチャンスがあったら、仕掛けて行きたいと思いますし、積極的なプレーをしていきたいと思います。相手もスコアによるでしょうが、なかなか日本のやりたい時間をやらせてくれないでしょうから、DFする時間も長くなるでしょうから、組織だったDFを自分も含めてやりたいと思います」
―リカルジーニョは『ヒールリフトでカズを抜きたい』と話していたが、三浦選手は何か仕掛けたい?
「想像もつかないですよね(笑)。自分に何ができるかっていうのは。サッカーだったら何か言えるんでしょうけど、フットサルだと、なかなか。思い切って僕の前でやってほしいですね。見てみたいですね」
―スペインvsイラン(2-2)は見た?
「ミゲル監督から話を聞きました。日本は同じアジアのイランに勝ったことがあると聞いていますし、日本の選手にも自信になると思います。日本はアジア選手権を優勝していますからね。イランは3位ですからね。順位が直接、そのまま出るわけではありませんが、アジアチャンピオンのプライドは持っていいと思いますよ。そういう気持ちを大事に、明日は戦えたらいいなと思います」
●FP木暮賢一郎(名古屋オーシャンズ)
「ポルトガルが僕らに対してどういうプランを練ってくるかっていうのは、明日のピッチに立ってみないとわからない。それによってゲームの展開は大きく変わるのかなというのがあります。ただ、体格的な部分、一人ひとりの個々の能力はブラジルより付け入る隙はあると思う。とはいっても、世界トップ5に入っているチームだから、そこから勝ち点を取るっていうことは、良い立ち上がりで、先制点を取ることが必要になってくると思います」
―チームとしてはリカルジーニョを警戒?
「リカルジーニョとカルディナルのラインは特に警戒が必要なラインだと思うし、ファーストセットはその2人が起点になって攻めてくる。そこをしっかり守れれば、カウンターのチャンスもできると思う。個々の能力で本当に危険な選手って言うのは、ブラジルよりも少ないわけですから、6人、7人は良い選手だけど、一人で何か違いを見せるタイプの選手が多いわけではない。しっかりと良いDFをして、カウンターから先制点を取れれば、日本としては理想のプランではあるのかなと思います」
―リカルジーニョ―カルディナルを想定した練習はした?
「来る前のビデオミーティングでもそこが一番要注意とは監督の話もあったし、選手たちも感じていますからね。リカルジーニョが好む、プレースタイルですからね。カルディナルっていうのは。斜めのパスを入れやすい選手だと思うので。また、カルディナル自身も一人でいけるし、リカルジーニョ自身も一人で行ける。2人のコンビがそれ以上のパワーになるというか、コンビプレーをおとりにしてプレーできるので、怖いのは怖いですよね」
―実際に体を動かすより、やることを頭で確認する感じの練習だったが?
「ポルトガルの守備はちょっとブラジルと違くて、ゾーン気味にパスコースを切りながら寄せてくる。向こうがはめたい罠にはまらないように、回避できればっていうところの確認を多くやりました」
―やってきたことを思い出すような感じ?
「守備に関しては、ウクライナに非常に近いものもあると思います。1枚目を受け渡して、どこで奪うかって言うところに対し、その罠にはまらないようにする。ただ、前から来れば非常に良いプレスを掛けてくると思うし、それをしっかり回避できるかは日本の課題。プレスをかけてくれば、非常に苦しい展開になると思いますが、そこを上手くかいくぐることがポイントになると思います。ポルトガルは獲りどころがはっきりしているDFなので、そこにパスを出したり、そこに走ってしまうと、向こうは奪ってカウンターを狙っているから。カウンターを受ける展開になると苦しいから、ボールの失い方とか、ブラジル戦の反省を含めると、理想よりも現実的な戦い方をしないといけないかもしれない。つなぐことを放棄するのはいやですが、場合によっては、意図のない蹴り出しをして、DFということをする必要があるかもしれない。それくらいシビアな、ギリギリの試合になると思います」
―最終的には勝つことが目的?
「今、ミゲルも円陣で言っていましたが、もちろん非常に重要な試合ですが、勝とうか、引き分けようが、負けようが、僕らにとって一番重要な試合はリビア戦。それは明日勝ってもリビアに負けたら一緒ですし、リビア戦は間違いなく、一番の決戦。ただ、そこにつなげることを含めて、明日は勝って行ければ一番いい」
―ブラジル戦の終盤みたいに、我慢していかないこともある?
「現実的に得失点差を考えないといけないですし。トーナメントじゃない以上は、リビア戦もありますし、他のグループの結果を見ながら。他のグループも1巡目は今日で終わるわけですから、大会前よりは見ていることもある。2試合目が終われば、リビア戦の前にはもっと見えてくる。いろんな角度から見て、リビアに一番良い状態で臨むには、明日が非常に大事ですし、それは勝ち点3なのか1なのか、ゼロなのか。まずは明日、僕らがやっていることを100%パーフェクトにやる。それはブラジル戦、ポルトガル戦の2試合で掲げていた目標は、勝敗以上に2回のうちに必ず100%の出来の試合を、最低でも1回でもやることが監督からの話でした。ブラジル戦はそういうできではなかったし、明日、そういうチャンスがあるわけですから、100%のグループとしてミスをカバーとして、チームとして、100%のパーフェクトな試合にしたい」
―スペイン対イランは見た?
「見ました。1試合目からあんなにレベルの高い試合がね。他にもイタリアの試合も見ていましたし、非常にいいゲームだったし、やっぱりW杯だったのかなと。スペインらしくない時間もあったし。僕らもアジアの中では、日本とイランというところにいると思っていますし、イランがそういう戦い方ができるということは、僕らもそれができると思っていいと思います」
―勇気づけられた?
「そうですね。最後の(同点に追い付いた)セットプレーの重要性も感じますし、明日はそういうシーンをつくりたいですね。国内でやったブラジル戦、ウクライナ戦でも、セットプレーからゴールを挙げていますから、ミゲル監督になってから、セットプレーは一つの武器としてやっているので、それをいい形で出せればなと思います」
●FP北原亘(名古屋オーシャンズ)
―ポルトガル戦に向けて監督から何か指示は出たか?
「初戦に出られなかった分、ポルトガル戦で全部の力を出して入ってくれと言われました。練習も強度を上げずに、コンディションを整えた状態で明日を迎えられると思います」
―具体的にはどんなことを?
「どうしても勝ち点が必要になってくる試合ですから、勝ち点を取れるように、まずはDFからチームを鼓舞して勝利に向けてやっていきたいと思います」
―名古屋のチームメイトであるリカルジーニョ選手と対戦するが?
「同じチームで、彼の実力というのは知っているので、脅威になることは間違いないですけど、彼とピヴォのカルディナル。この2人をうまく止めれば勝機は見えると思うので、しっかりケアしたいと思います」
―リカルジーニョ選手はやりづらいと話していたが?
「彼がFリーグでプレーしているので、彼もやりづらいと思いますが、彼も日本の情報を持っているので、どっちもどっちかなと思います」
―カルディナルは大型だが?
「まず彼にボールを入れさせないようにすること。ボールが入ってしまったら、入ってしまったで、彼にシュートを打たせない守り方をすることがポイントになると思います」
―今日の最後の円陣は長かったが、どんな言葉を?
「まずは明日のポルトガル戦。勝ち点を取ろうということ。また、自分たちの決戦は明日の試合がどうであれ、リビア戦になるということを再確認しました」
―ポルトガル戦への意気込みを?
「個人としてはブラジル戦に出られなかった想いを明日、ぶつけたいと思います。日本で応援してくれている人たちにも、W杯の舞台で勝利を報告できたらと思います。そのためにはチーム一丸となって、日本からのたくさんの声援を受けて、勝利をめざしたいです」
なお、この試合はスカパーのフジテレビNEXTで、20時50分～生中継される予定。本日はスカパー無料開放デーのため、CS放送を受信可能な方は、全員が視聴できるようです。ぜひ、W杯で戦うカズを、世界最高峰のフットサルを、お楽しみください。また、twitterアカウントの taku_tics でも、文字情報で速報をお届けします。こちらも合わせてどうぞ。
(取材・文 河合拓)
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●FP三浦知良(横浜FC)
―円陣が長かったような気がするが?
「そうですか? いつも長いですよ、最近。あまり変わらないんじゃないですかね。いつもの感じだと思います」
―ターニングポイントとなる試合?
「それは(円陣でも)言っていましたね。監督はポルトガル戦の結果がどうであれ、勝っても、引き分けても、リビア戦が本当の勝負になると言っていましたね。ポルトガルに勝っても、リビアに負けたら意味がないというニュアンスで言っていました。とにかく明日は勝ち、リビアにも勝つと。ただ、明日勝っても、集中するのはリビアとの試合じゃないかということを強く言っていました」
―ポルトガルのビデオは?
「見ました。個人の力もしっかりしていますし、チームとしてもまとまっていると思います。さっきも名前に上がったリカルジーニョ選手もドリブルが上手いし、パスが上手い。決定的なパスを、前の選手に、本当にゴールするだけっていうボールを何本も送っていたので、そのパスが素晴らしいなと思いました」
―最初の試合でハットトリックのカルディナルは?
「あれだけチャンスがありましたし、ああいう選手は、あのレベルの選手は当然決めると思いますよ」
―これだけ多くの地元のメディアが来ている。同じアジアの日本に応援の意味を込めてということらしいが?
「それはありがたいですよね。日本を同じアジアの仲間としてエールを送ってもらえるのは、日本にとって心強い。明日、タイの人もたくさん来てくれると思うので、いいゲームをしたい。明日はヨーロッパの強豪ですから、何とか勝利したいと思います」
―ブラジル戦では積極的に仕掛けていたが?
「なかなかどこでどういう時間帯で出られるかはわかりませんがチャンスがあったら、仕掛けて行きたいと思いますし、積極的なプレーをしていきたいと思います。相手もスコアによるでしょうが、なかなか日本のやりたい時間をやらせてくれないでしょうから、DFする時間も長くなるでしょうから、組織だったDFを自分も含めてやりたいと思います」
―リカルジーニョは『ヒールリフトでカズを抜きたい』と話していたが、三浦選手は何か仕掛けたい?
「想像もつかないですよね(笑)。自分に何ができるかっていうのは。サッカーだったら何か言えるんでしょうけど、フットサルだと、なかなか。思い切って僕の前でやってほしいですね。見てみたいですね」
―スペインvsイラン(2-2)は見た?
「ミゲル監督から話を聞きました。日本は同じアジアのイランに勝ったことがあると聞いていますし、日本の選手にも自信になると思います。日本はアジア選手権を優勝していますからね。イランは3位ですからね。順位が直接、そのまま出るわけではありませんが、アジアチャンピオンのプライドは持っていいと思いますよ。そういう気持ちを大事に、明日は戦えたらいいなと思います」
●FP木暮賢一郎(名古屋オーシャンズ)
「ポルトガルが僕らに対してどういうプランを練ってくるかっていうのは、明日のピッチに立ってみないとわからない。それによってゲームの展開は大きく変わるのかなというのがあります。ただ、体格的な部分、一人ひとりの個々の能力はブラジルより付け入る隙はあると思う。とはいっても、世界トップ5に入っているチームだから、そこから勝ち点を取るっていうことは、良い立ち上がりで、先制点を取ることが必要になってくると思います」
―チームとしてはリカルジーニョを警戒?
「リカルジーニョとカルディナルのラインは特に警戒が必要なラインだと思うし、ファーストセットはその2人が起点になって攻めてくる。そこをしっかり守れれば、カウンターのチャンスもできると思う。個々の能力で本当に危険な選手って言うのは、ブラジルよりも少ないわけですから、6人、7人は良い選手だけど、一人で何か違いを見せるタイプの選手が多いわけではない。しっかりと良いDFをして、カウンターから先制点を取れれば、日本としては理想のプランではあるのかなと思います」
―リカルジーニョ―カルディナルを想定した練習はした?
「来る前のビデオミーティングでもそこが一番要注意とは監督の話もあったし、選手たちも感じていますからね。リカルジーニョが好む、プレースタイルですからね。カルディナルっていうのは。斜めのパスを入れやすい選手だと思うので。また、カルディナル自身も一人でいけるし、リカルジーニョ自身も一人で行ける。2人のコンビがそれ以上のパワーになるというか、コンビプレーをおとりにしてプレーできるので、怖いのは怖いですよね」
―実際に体を動かすより、やることを頭で確認する感じの練習だったが?
「ポルトガルの守備はちょっとブラジルと違くて、ゾーン気味にパスコースを切りながら寄せてくる。向こうがはめたい罠にはまらないように、回避できればっていうところの確認を多くやりました」
―やってきたことを思い出すような感じ?
「守備に関しては、ウクライナに非常に近いものもあると思います。1枚目を受け渡して、どこで奪うかって言うところに対し、その罠にはまらないようにする。ただ、前から来れば非常に良いプレスを掛けてくると思うし、それをしっかり回避できるかは日本の課題。プレスをかけてくれば、非常に苦しい展開になると思いますが、そこを上手くかいくぐることがポイントになると思います。ポルトガルは獲りどころがはっきりしているDFなので、そこにパスを出したり、そこに走ってしまうと、向こうは奪ってカウンターを狙っているから。カウンターを受ける展開になると苦しいから、ボールの失い方とか、ブラジル戦の反省を含めると、理想よりも現実的な戦い方をしないといけないかもしれない。つなぐことを放棄するのはいやですが、場合によっては、意図のない蹴り出しをして、DFということをする必要があるかもしれない。それくらいシビアな、ギリギリの試合になると思います」
―最終的には勝つことが目的?
「今、ミゲルも円陣で言っていましたが、もちろん非常に重要な試合ですが、勝とうか、引き分けようが、負けようが、僕らにとって一番重要な試合はリビア戦。それは明日勝ってもリビアに負けたら一緒ですし、リビア戦は間違いなく、一番の決戦。ただ、そこにつなげることを含めて、明日は勝って行ければ一番いい」
―ブラジル戦の終盤みたいに、我慢していかないこともある?
「現実的に得失点差を考えないといけないですし。トーナメントじゃない以上は、リビア戦もありますし、他のグループの結果を見ながら。他のグループも1巡目は今日で終わるわけですから、大会前よりは見ていることもある。2試合目が終われば、リビア戦の前にはもっと見えてくる。いろんな角度から見て、リビアに一番良い状態で臨むには、明日が非常に大事ですし、それは勝ち点3なのか1なのか、ゼロなのか。まずは明日、僕らがやっていることを100%パーフェクトにやる。それはブラジル戦、ポルトガル戦の2試合で掲げていた目標は、勝敗以上に2回のうちに必ず100%の出来の試合を、最低でも1回でもやることが監督からの話でした。ブラジル戦はそういうできではなかったし、明日、そういうチャンスがあるわけですから、100%のグループとしてミスをカバーとして、チームとして、100%のパーフェクトな試合にしたい」
―スペイン対イランは見た?
「見ました。1試合目からあんなにレベルの高い試合がね。他にもイタリアの試合も見ていましたし、非常にいいゲームだったし、やっぱりW杯だったのかなと。スペインらしくない時間もあったし。僕らもアジアの中では、日本とイランというところにいると思っていますし、イランがそういう戦い方ができるということは、僕らもそれができると思っていいと思います」
―勇気づけられた?
「そうですね。最後の(同点に追い付いた)セットプレーの重要性も感じますし、明日はそういうシーンをつくりたいですね。国内でやったブラジル戦、ウクライナ戦でも、セットプレーからゴールを挙げていますから、ミゲル監督になってから、セットプレーは一つの武器としてやっているので、それをいい形で出せればなと思います」
●FP北原亘(名古屋オーシャンズ)
―ポルトガル戦に向けて監督から何か指示は出たか?
「初戦に出られなかった分、ポルトガル戦で全部の力を出して入ってくれと言われました。練習も強度を上げずに、コンディションを整えた状態で明日を迎えられると思います」
―具体的にはどんなことを?
「どうしても勝ち点が必要になってくる試合ですから、勝ち点を取れるように、まずはDFからチームを鼓舞して勝利に向けてやっていきたいと思います」
―名古屋のチームメイトであるリカルジーニョ選手と対戦するが?
「同じチームで、彼の実力というのは知っているので、脅威になることは間違いないですけど、彼とピヴォのカルディナル。この2人をうまく止めれば勝機は見えると思うので、しっかりケアしたいと思います」
―リカルジーニョ選手はやりづらいと話していたが?
「彼がFリーグでプレーしているので、彼もやりづらいと思いますが、彼も日本の情報を持っているので、どっちもどっちかなと思います」
―カルディナルは大型だが?
「まず彼にボールを入れさせないようにすること。ボールが入ってしまったら、入ってしまったで、彼にシュートを打たせない守り方をすることがポイントになると思います」
―今日の最後の円陣は長かったが、どんな言葉を?
「まずは明日のポルトガル戦。勝ち点を取ろうということ。また、自分たちの決戦は明日の試合がどうであれ、リビア戦になるということを再確認しました」
―ポルトガル戦への意気込みを?
「個人としてはブラジル戦に出られなかった想いを明日、ぶつけたいと思います。日本で応援してくれている人たちにも、W杯の舞台で勝利を報告できたらと思います。そのためにはチーム一丸となって、日本からのたくさんの声援を受けて、勝利をめざしたいです」
なお、この試合はスカパーのフジテレビNEXTで、20時50分～生中継される予定。本日はスカパー無料開放デーのため、CS放送を受信可能な方は、全員が視聴できるようです。ぜひ、W杯で戦うカズを、世界最高峰のフットサルを、お楽しみください。また、twitterアカウントの taku_tics でも、文字情報で速報をお届けします。こちらも合わせてどうぞ。
(取材・文 河合拓)
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