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[Fリーグ2012]第25節ハイライト 大阪のPO進出が決定!! 残る枠は1に

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 Fリーグ2012は、12日から14日にかけて第25節を各地で行った。2位のシュライカー大阪エスポラーダ北海道に敵地で4-2の勝利を収め、プレーオフ進出を決めた。すでに首位通過を決めている名古屋オーシャンズに続き、2枠が埋まった。残り2節で1枠を府中アスレティックFCデウソン神戸バルドラール浦安エスポラーダ北海道の4クラブで争うことになっている。

 12日に行われたバサジィ大分湘南ベルマーレ(Fリーグ)の一戦は、3-3の引き分けに終わっている。前半11分、後半2分と、大分はFP奥田亘がゴールを決めて、2点をリードする。しかし、11試合未勝利の湘南も、ここから意地を見せた。後半8分にオウンゴールで1点を返すと、同31分にはFPボラが同点ゴールを決める。さらに試合終了間際の後半20分にもボラが追加点を決めた。12試合ぶりの勝利が目前となった湘南だったが、CKからFP小曽戸允哉がゴールネットを揺らし、土壇場で同点に追いついた。しかし、この試合を引き分けたことで大分はプレーオフ進出の可能性が消滅した。

 同じく12日に行われたデウソン神戸ペスカドーラ町田の一戦は、激しい点の取り合いとなった。前半4分に先手を取ったのは神戸だった。FP稲田瑞穂のゴールで先制したが、町田もFP横江怜が同点ゴールを決める。その後も神戸、町田が点を取り合う展開が続き、3-3で迎えた後半12分、町田がオウンゴールで初めて、この試合リードを奪う。その直後にはFP原田浩平に同点ゴールを決められたが、後半18分にはFP本田真琉虎洲が決勝点を挙げて、町田が5-4で競り勝っている。

 13日には、首位の名古屋と3位の府中が対戦した。この試合で名古屋が力の差を見せつけることになる。開始1分、FP逸見勝利ラファエルのゴールで先制した名古屋は、前半を3-1とリードして折り返す。後半18分までには6ゴールを加え、9-2とリードを広げた。府中も最後に反撃を見せ、後半19分に2点を返したが、焼け石に水だった。なお、この試合で名古屋のFPラファエル・サカイ、FPリカルジーニョ、府中のFP山田ラファエル・ユウゴと3人の選手がハットトリックを達成するという珍しい記録も誕生している。

 翌14日には北海道と大阪が対戦した。前半1分にFPヴィニシウスのゴールで先制した大阪は、後半3分にFP水上玄太に同点ゴールを許したが、慌てることはなかった。同4分にFP佐藤亮、同8分にはFP一木秀之がゴールを決めて3-1と点差を広げる。北海道のFP室田祐希に1点を返されたが、試合終了2分を切ったところで、ヴィニシウスがこの日2点目となるゴールを決めて、大阪が4-2で勝利。2試合を残し、3位の府中と勝ち点差が8に開き、リーグ2位でのPO進出が決定した。

 プレーオフ進出に首の皮一枚の可能性を残している浦安は、ホームでアグレミーナ浜松と対戦した。この試合から浦安は、フットサルW杯で負傷したFP高橋健介が復帰。その高橋が後半、大爆発する。6-2で迎えた後半5分に、この試合の初ゴールを決めると、同13分、同20分にも加点。復帰戦でハットトリックを達成する活躍もあり、10‐3と大勝し、プレーオフ進出に望みをつなげた。一方、勝ち点8のまま最下位に沈む浜松は、次節の神戸戦に勝てなければ、リーグ戦最下位が決定する。

以下、第25節の結果と順位表

大分 3-3 湘南
神戸 4-5 町田
名古屋 9-4 府中
北海道 2-4 大阪
浦安 10-3 浜松

Fリーグ2012順位表
25節終了時


順位 クラブ 勝ち点 得失点差
★PO1.名古屋オーシャンズ(71)+85
★PO2.シュライカー大阪(49)+32
PO3.府中アスレティックFC(41)+11
4.デウソン神戸(39)+21
5.バルドラール浦安(38)+11
6.エスポラーダ北海道(36)-13
7.バサジィ大分(34)+1
8.ペスカドーラ町田(25)-17
9.湘南ベルマーレ(13)-41
10.アグレミーナ浜松(8)-90

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