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[選手権]丸岡の小阪監督「抽選会は何回来ても良い場所」

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 第92回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が18日に日本テレビ社屋で行われ、前回16強の丸岡(福井)は1回戦で広島皆実(広島)と対戦することが決まった。

 丸岡は、かつての1強時代とは違い、群雄割拠となりつつある福井県を勝ち抜いてきた。県予選突破を決めた瞬間に「やっぱり受け継がれている物は大きい」と話していた小阪康弘監督は「抽選が終わって、ホッとしている。やっぱり、この抽選会は何回来ても良い場所だなと思う。この抽選会に来ると、やってきて良かったなと思える」と全国大会に出場できる実感を噛みしめていた。

 組み合わせ抽選では、主将の坂口亮が引き当てた枠の隣に、5年前の優勝校である広島皆実が入る形になった。今夏に練習試合をやった相手との対戦となり、小阪監督は「うちより弱いところはないので、どこと対戦しても変わらない。胸を借りるつもりで頑張ろうと思う。ただ、2年連続の広島勢との対戦(前回大会は広島観音に2-1で逆転勝利)は嫌だなと思うところはある。広島皆実さんは、ボールを回すのが上手いイメージ。夏の練習試合ではスコアは競ったが、内容はチンチンにやられたので、恐れずに思い切ってやるしかないと思う」と気を引き締めていた。

 今季の丸岡は、180cmを超える長身選手を複数擁しているのが特徴的。その一人である主将の坂口は「セットプレーが武器。強豪が相手なのでチャレンジャーとして臨みたい」と初戦突破にかける意気込みを話した。丸岡と広島皆実の1回戦は、12月31日に駒沢陸上競技場(14時10分開始予定)で行われる。

[写真]FW辻川雄太ら長身選手が競る空中戦は見ものだ

(取材・文 平野貴也)
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