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C・ロナウド「なぜ笑うんだ?」…神対応を受けた少年が6年半後、山梨学院メンバーとして選手権V

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SNSで話題となった山梨学院MF岩岡遼太(3年、25番)(写真協力『高校サッカー年鑑』)

 6年半前にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドから“神対応”を受けた少年が、第99回全国高校サッカー選手権を制した山梨学院高の選手だったとして、SNS上で話題となっている。

 C・ロナウドは2014年7月に健康美容器具のPRで来日。そのイベントで1万人を超える応募者の中から質問するチャンスを得たのが山梨学院のMF岩岡遼太(3年)だった。

 当時小学6年生だった岩岡はポルトガル語で「僕の夢は将来あなたと一緒にプレーすることです。どうすれば夢が叶いますか? アドバイスをお願いします」と質問。たどたどしいポルトガル語に会場からは笑いが起こった。だが、C・ロナウドは「なぜ笑うんだ? 彼のポルトガル語は上手だよ」とフォロー。「一生懸命に話しているんだから、笑うことはないだろう」と大人たちをたしなめると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。

 C・ロナウドは岩岡に対し、「信念を持って努力し、チャンスを逃さないことだよ」とアドバイス。それから6年半後、“神対応”を受けた少年は山梨学院のメンバーとして日本の頂点に立った。

 岩岡のツイッター(@ryo_tama0510)のアイコン画像は、当時のC・ロナウドとのツーショット写真となっている。優勝後には「日本一取りました!!!3年間支えてくれた方々、選手権を無事行ってくれた方々のおかげで優勝することが出来ました。この仲間とサッカー出来て最高です」とツイート。「日本一という経験、そしてロナウドに会った経験は今の自分、そしてこれからの自分の財産にもなります」ともつづった。

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