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髪型もプラン通りだった長友佑都「ハット、金髪、真っ赤に燃え盛る炎と…」

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日本代表のDF長友佑都(FC東京)

 日本代表のDF長友佑都(FC東京)がカタールW杯初戦のドイツ戦から一夜明けた24日、報道陣の取材に応じ、自身の髪を真っ赤に染め上げた経緯をあらためて語った。我慢の展開から3-4-2-1へのシステム変更で歴史的逆転劇を演じた森保ジャパンと同様、自身のヘアスタイルも“プラン通り”だったようだ。

 長友は22日、ドイツ戦の前日ピッチ確認に真っ赤なヘアスタイルで登場し、続いて行われた公式練習にも赤髪で参加。日本出発時とドーハ到着時のハット姿、初日練習時の金髪姿に続き、またしてもヘアスタイルで話題を呼んでいた。

 「頭皮を痛めた」という決死の雰囲気づくりの甲斐もあってか、日本はドイツ戦で大金星。長友は「本当に勝ってよかった。これで負けていたら相当な批判をまた食らっていたと思う。『長友、また調子に乗って……』ってなっていたんで、相当大きなリスクと賭けでしたが、それでも前回金髪でやってチームが上手くいって、今回もという強い思いと覚悟でやりました」と笑顔で振り返った。

 果たして、この赤髪は最初から計画していたものなのか——。そんな報道陣の質問に対し、長友は「バレましたね」とニヤリ。「ハットから怪しかったでしょ?ハットを被った時から3段階で。ハット、金髪、真っ赤に燃え盛る炎というストーリーを考えていました」と狙い通りだったことを明かした。

 赤髪に込めたのは「日の丸の赤」であり「燃え盛る情熱の赤」だ。ヘアスタイルを決めるにあたり、周囲に事前リサーチもしていたという長友。「何人かに何色がいいかって聞いたら、結構赤っていうのが出てきて、自分も赤だなと思っていたから、W杯への思いが燃えたぎっているんだなというのを感じた」と嬉しそうに話した。

 W杯での赤髪と言えば、2002年の戸田和幸氏の“赤髪モヒカン”が思い出される。

「あの時も印象に残っていて、戸田さんの情熱がチームに浸透していた。それくらいの情熱、それ以上の情熱をチームに注ぎたいなという思いでやりました」

 史上初めて16強の扉を開いた20年前の熱い思いも背負った長友は、さらなる“第4形態”に向けても「チーム状況を見て、いまのチームが何色がいいのかを考えたい」と乗り気。最後は「油断せずにコスタリカ戦を戦います」と気を引き締めることも忘れず、取材エリアを後にした。

(取材・文 竹内達也)

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