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「律に付けてほしい」原口に託された8番、堂安律が背番号変更の経緯明かす

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日本代表MF堂安律

 貴重な同点ゴールを決めたドイツ戦(○2-1)から一夜明けた24日、練習後に報道陣の取材に応じた日本代表MF堂安律(フライブルク)が、カタールW杯でこれまでの21番から8番に変わった背番号に対する思いを語った。

 日本代表の8番と言えば、長らくMF原口元気が背負ってきた番号だった。森保ジャパンでも常連だった31歳のアタッカーはしかし、本大会メンバーから落選。空き番号となった8番を、ピッチ内外で原口に可愛がられてきた堂安が付けることになった。

「(原口)元気くんとの関係値も知っていたと思う」。W杯での背番号について関係者から知らされたときの心境についてそう打ち明ける堂安は「(原口)元気くんに何も聞かずに付けることはできなかった」と、直接、本人にも連絡を取った。

「彼も前回大会(ロシアW杯)で点を取っているので、縁起がいい番号だなと思って、『その分を俺にもちょっと分けてよ』という話をして、8番を付けさせてもらった」。原口からも「(堂安)律に付けてほしいと言われた」という堂安にとって、8番を背負ってのゴールにはただの1得点以上の重みと意味があった。

(取材・文 西山紘平)

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