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絶好調FW永井「スペインにも負けるとは思っていない」

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 日本サッカー協会(JFA)は2日、ロンドン五輪に挑むU-23日本代表メンバー18人を発表した。記者会見を行った名古屋グランパスのFW永井謙佑は「(初戦の)相手が今回ユーロで優勝したスペインのU-23チームですし、世間的には厳しい戦いになると思われているかもしれません。それでも僕達は戦う前から負けるとは思っていません」と力強く必勝宣言をした。

 永井は関塚ジャパン発足となった10年広州アジア大会から中心メンバーとしてチームを支えてきた。最終予選ではサブに回ることも多かったが、持ち前のスピードを生かし存在感を発揮し続けた。最終アピールの場となった6月のJリーグでは4戦6発と大爆発。自信をもって五輪本大会に挑むこととなった。

「いよいよオリンピックが始まるんだなというのが今の気持ちです。高校、大学、そして名古屋グランパスで僕を世話して下さったみなさまに感謝しています。オリンピックではメダルを目指し戦います。自分自身では今のパフォーマンスを維持し、頑張ります」と意気込む永井。「選手間の連携をもっと深めたいと思います。個人的にはコンディションが良いですし、これを維持したいと思います。個人的には、自分の長所であるスピードが世界を相手にどこまで通用するか確認したいです」と目を輝かせた。

 またオーバーエージ(OA)枠での選出となった元名古屋のDF吉田麻也(VVV)についても言及。「同世代ですし、麻也とは今でもグランパスで一緒に練習する時があります。前回のオリンピックに出場した経験があり、それをふまえての今回の大会になると思います。そのあたりを2人でじっくり話し合えたらなと思います。そして僕自身にも経験がありますし、それもしっかりと話し合いたいと思います」。同学年の"先輩"吉田とともにロンドンでの大暴れを誓っている。


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