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菅原由勢「ナポリ戦で自信を得た」オランダでの成長をU-24日本代表に還元

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U-24日本代表菅原由勢(AZ)

 昨季A代表も経験した右サイドバックが、オランダでの成長ぶりを五輪代表に還元する。U-24日本代表DF菅原由勢(AZ)は「海外で学んできたつもりなので、チームに貢献しないといけない。金メダルを取るために大事な2試合になる」とU-24アルゼンチン戦への意気込みを語った。

 今季、オランダ・エールディビジでは21試合出場2ゴール1アシストを記録し、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では3試合にフル出場。ナポリ戦はホーム&アウェーを経験し、「試合の中での変化に対応できたし、ナポリのサッカーにも順応できた。思っているほどレベルの差はないと感じたし、あの2試合で自信を得ました」。課題をみつけながら、確かな成長を実感している。

「課題はだんだん自信にもなってきている1対1。まだまだ伸ばしていける部分もあるし、もっと上のレベルを目指せると思う」。一方、ELを含めて昨季から得点に絡む活躍を続けるだけに、「良さで言えば攻撃参加のタイミング」と手応えをにじませた。

「サイドバックのポジションながら昨シーズンから得点、アシストを出来ているし、攻撃のビルドアップのところでもチームとして僕にボールが回ってくるようになって、ビルドアップの部分では信頼されていると思う。ビルドアップ、攻撃の面ではやれるなという部分はたくさんあります」

 アルゼンチン戦に右サイドバックで先発すれば、FWアグスティン・ウルシ(CAバンフィエルド)とのマッチアップが予想される。「左サイドで左利き。左足の方に持っていこうというプレーをしようとは思うんですが、いかにボールが入ってくる前に勝負をつけられるかだと思う」とイメージを膨らませた。

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