beacon

なでしこジャパンが7月女子W杯に向けて本格始動! 指揮官は熊谷紗希のキャプテン継続も発表「経験、リーダーシップもある」

このエントリーをはてなブックマークに追加

なでしこジャパンが女子W杯に向けて本格始動

 7月20日開幕の女子ワールドカップに出場する日本女子代表(なでしこジャパン)は27日、千葉市内で国内トレーニングキャンプ初日を行った。練習終了後、池田太監督が囲み取材に応え、DF熊谷紗希(ローマ)をキャプテンに指名したことを明かした。

 W杯への戦いが本格始動した。MF遠藤純(エンジェル・シティFC)とFW浜野まいか(ハンマルビーIF)はインターナショナルマッチウィークとなる7月10日以降に合流となり、2人を除いた21人と、トレーニングパートナーのGK大場朱羽(ミシシッピ州立大)、FW松窪真心(マイナビ仙台レディース)、DF小山史乃観(セレッソ大阪ヤンマーレディース)の3人を含めた、合計24人が集結した。

 練習初日はレクリエーションが中心。ジョギングからストレッチ、2人1組でリフティングしながら移動するウォーミングアップなどを行った。最後は4色のビブスに分かれ、6人1チームでミニゲームを実施。1時間半程度でリラックスした表情を見せながら、選手同士が交流を深めていった。

 練習終了後には、池田監督が囲み取材に応え、キャプテンに熊谷を指名したことを語る。「経験もあり、リーダーシップもあり、ピッチの中でも外でも、スタッフと色んなコミュニケーションが取れる選手。そういった意味で力になってくれる。中心となって色んなことをまとめてくれたら」とその理由も明かした。

 熊谷は2017年からなでしこジャパンのキャプテンを務めており、優勝を果たした2011年大会から4大会連続出場を目指している。指揮官は事前に熊谷と話し合った上で、きょうのミーティングで全員に熊谷のキャプテン継続を共有したという。

 なでしこジャパンは7月14日に宮城県のユアテックスタジアム仙台でMS&ADカップ2023を行い、パナマ女子代表と対戦。その後、オーストラリアとニュージーランド共催の女子W杯に向けて出発し、同月22日にグループリーグ初戦でザンビア女子代表と対戦する。

(取材・文 石川祐介)
●女子ワールドカップ2023特集

TOP