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GL突破確定のU-23日本代表、1日オフ挟んで韓国戦前日練習…2戦連続フル出場の関根が欠席

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オフ明けの練習に励むU-23日本代表

 U-23日本代表は21日、翌日のU23アジアカップ・グループリーグ第3節・韓国戦に向けた練習を行った。フィールドプレーヤーで唯一2試合連続フル出場をしたDF関根大輝(柏)が、コンディション調整のため欠席。22人が揃い、報道陣には冒頭15分間のみ公開された。

 19日のUAE戦で連勝を果たした日本は、第3節・韓国戦を前にグループリーグ突破が決定。韓国戦ではグループの順位を決める戦いとなる。大会規定により、引き分けの場合は異例のPK戦で順位を決める。大岩剛監督は「(PK戦を)想定内にしながら、まずは90分でしっかりと勝利を収めるというところにフォーカスはしたい」と述べた。

 2試合で19人が出場したこともあり、20日の練習はオフとなった。オフ明けの21日には22人が練習場に集結し、関根が欠席。だが、大岩監督は「ここまで来れば疲労や多少の痛みはある。いま現在では全員が出場できる状態にある」と23人全員があす出場できることを強調した。

 指揮官は、練習では別メニューが多かったDF半田陸(G大阪)にも言及。「非常によくトレーニングを積んでいる。明日もしっかりと準備できている。プレーできるのではないかと思っている」と起用を示唆していた。

 大岩監督体制では、韓国と過去2度対戦している。2年前のU23アジア杯では準々決勝で3-0と快勝。一方、昨年9月のアジア競技大会では決勝で1-2と敗れていた。因縁の日韓戦となるが、大岩監督は「あえて言わなくても意識せざるを得ない相手。そういうなかで我々のやるべきことをしっかりとピッチの上でやる。ピッチでも熱くなると思うが、冷静にいろんなことを想定しながら、ゲームに入りたい」と展望を語った。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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