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神戸新体制発表、西や小川退団も選手補強に手ごたえ「穴埋めはできた」「高みを目指せる」

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 ヴィッセル神戸が31日、21シーズンの新体制発表会を行った。冒頭、マイクを取った2月1日より新社長に就任する徳山大樹氏(31)は「もう一度アジアNo.1を目指す中で、今季はリーグ戦に集中して、神戸として邁進していきたい。またすべての皆さまに楽しんでいただける新しい価値提供が出来るように日々チャレンジしいきたい」と抱負を語った。

 昨季は初出場したAFCチャンピオンズリーグでベスト4。しかしJ1リーグ戦では14位と低迷した。またDF西大伍(→浦和)やMF小川慶治朗(→横浜FC)、DF渡部博文(→山口)、DFダンクレーといったレギュラー格の選手が退団。「J1リーグ戦に集中」するシーズンとはいえ、戦力ダウンを指摘する声も少なくない。

 しかしFWリンコン(←フラメンゴ)やMF井上潮音(←東京V)ら、将来性豊かな選手を獲得できたことで、平野孝スポーツダイレクターは「何人かの選手たちが旅立って行ったが、我々とともに仕事をしてくれる選手たちが加入してくれた。ポジションの穴埋めはできた」と補強への手ごたえを強調。「より高みを目指せるような選手を獲得した。地力、補強、今季やり続けることで、アジアNo.1になるという目標に近づく」と続けた。

 三浦淳寛監督も「チームのコンセプトは3つあったが、さらにコンセプトや個人戦術は1つずつ増えた。詳しいことは言えないが、選手たちに理解してもらって、今季いい成績を出せるようにしたい」とチーム強化が進んでいることを強調。「一丸となって手を取り合って、本当の意味での一致団結をして、もう一度ACLの舞台に立てるように、頑張っていきたい」と意気込んだ。

以下、新加入選手のコメント
●DF櫻内渚(←磐田)
「移籍が初めてで不安なところもあったけど、初日から優しく迎えてくれた。自分の特長は運動量。90分間、チームのためにどんどん走っていきたい。(目標の)数字を出すのは難しいけど、結果にこだわることを今年1年やっていきたい」

●GK廣永遼太郎(←広島)
「チームの練習は25日から始まっていますが、神戸の選手は意識が高く、練習中もバチバチしていて、日々刺激を貰っています。余談ですが、小学校の時に初めて見たプロサッカー選手が三浦監督だった。勝手に縁を感じています。神戸のために全力で力を尽くして頑張りたい」

●MF井上潮音(←東京V)
「レベルも高いし、この環境ならもっと成長できるなと思います。タイトル獲得のためにこれから頑張っていきたい。ボールコントロールと、チームに流れを持ってくるようなプレーが特長。全試合に出場して、なるべく多くの得点に関わりたい」

●MF櫻井辰徳(←前橋育英高)
「25日から練習が始まって、レベルの高い環境の中で、いろんなことを学んで日々成長できていると感じます。特長は左右両足からのパス、一本のパスで試合を決められること。試合にでたときに得点やアシストでチームに貢献したい。1年目から試合に絡んで、神戸の勝利に貢献していきたいので応援よろしくお願いします」

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