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元日本代表DF槙野智章の浦和退団が正式発表「それでも僕は幸せです」

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DF槙野智章が浦和退団へ

 浦和レッズは16日、DF槙野智章(34)が契約満了に伴い、今季限りで退団することが決まったと発表した。槙野はクラブの公式サイトを通じて「10年の振り返りで、喜びや、悲しみ、などの多くの感情があり、文章で表しきれませんが、素直な気持ちでいうと、とても悲しいです。寂しいです。それでも僕は幸せです」と現在の心境を綴っている。

 槙野は2012年、ケルンから浦和に加入。2017年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇を筆頭に16年のルヴァン杯、18年の天皇杯など数々のタイトル獲得に貢献してきた。個人としても10年、15年、16年にJリーグベストイレブンを獲得。毎シーズン、コンスタントに出場を続け、10年間にわたってクラブを支えてきた。

 槙野はクラブを通じて現役続行を表明。「チームは変わりますが、また埼玉スタジアムに帰って来た際には、今まで浴びせたことのない特大の大きな大きなブーイングをしてください。それまでもう少し走り続けたいと考えています」と伝えている。

 クラブ発表の槙野のコメントは以下のとおり

▼槙野智章コメント
『浦和レッズを愛するみなさま』

2021年シーズンまだ試合は続きますが、みなさまにお伝えしたいことがあります。

このたび、私、槙野智章は契約満了になり、浦和レッズを離れることとなりました。

浦和での10年間。
僕にとって大きな財産であり、
宝物であり、僕の全てです。

ファン・サポーターのみなさんが僕を強くしてくれました。成長させてくれました。
みなさんが居なければ今の僕は存在しません。

勝っているとき、負けているとき、
どんなときでも僕の後押しをしてくれました。みなさんの声が、作り出す空気が、いつも勇気を与えてくれて、
だから僕は勇敢に闘えました。

その声援で僕はサッカー選手として強くなれたと思っています。

浦和レッズとのお別れの時が、
ユニフォームを脱ぐタイミング。と考えていたのですが、今となっては叶わぬ夢となりました。

チームは変わりますが、
また埼玉スタジアムに帰って来た際には、
今まで浴びせたことのない特大の大きな大きなブーイングをしてください。

それまでもう少し走り続けたいと考えています。

10年の振り返りで、喜びや、悲しみ、などの多くの感情があり、文章で表しきれませんが、素直な気持ちでいうと、
とても悲しいです。
寂しいです。
それでも僕は幸せです。

ありがとう。浦和レッズ。

行ってきます。浦和レッズ。

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