ガンバ大阪は16日、契約満了に伴い、MF小野瀬康介(29)が2022シーズン限りでチームを離れることを発表した。

　横浜FCユース出身の小野瀬は2種登録選手を経て、2012年にトップチームへ昇格。2017年にレノファ山口FCへ渡り、2018年8月にG大阪へ完全移籍した。今季はJ1リーグ戦26試合に出場し、3ゴールを記録。ルヴァン杯は2試合、天皇杯は1試合に出場した。

　クラブ公式サイトを通じて「今シーズン限りでガンバ大阪を離れることになりました。正直、まだ気持ちのどこかでこの事実を受け止めきれていない自分がいます」と心境を語り、次のように続けている。

「そのくらいガンバでの5年間は、自分にとって濃かったし、自分でも驚くほどクラブへの愛着を深める時間になりました。苦しい時も、楽しい時も、一緒に戦ってくれたサポーターの皆さん。コロナ禍ではなかなか皆さんの声を聞くことができませんでしたが、だからこそ今シーズン、久しぶりに皆さんの声をスタジアムで聞けた時は本当に嬉しかったです」

「また、初めてスタンドから自分のチャントを歌ってもらった時は本当に嬉しくて、認めてもらえた気がしたのを覚えています。5シーズン、このクラブで戦い抜けたことは自分の誇りであり、自信になりました」

「毎日、当たり前のように顔を合わせていた仲間と明日から会えなくなるのは非常に寂しいです。僕はガンバを離れますが、これからも熱く、温かくガンバを応援してもらえたら嬉しいです。お世話になりました!」

以下、クラブ発表プロフィール

●MF小野瀬康介
(おのせ・こうすけ)
■生年月日
1993年4月22日(29歳)
■出身地
東京都
■身長/体重
176cm/65kg
■利き足
右
■血液型
A
■チーム経歴
横浜FC-山口-G大阪

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