FC東京は5日、2024シーズンから新しいクラブエンブレムで戦うことが決定したとし、代表取締役社長を務める川岸滋也氏の声明を公式サイトで発表した。

　クラブは今年2月からSOCIO(年間チケット購入者)へのアンケート、回答動画の配信、ファン・サポーターとのライブ配信での対話企画などを通し、クラブエンブレムのアップデートに対するクラブの考え方を発信。川岸氏は「厳しいお言葉や励ましのメッセージなど多くのご意見をいただきました。改めて感謝申し上げます」と述べている。

　そして「ファン・サポーターのみなさまの様々な思いを受け止めつつ、ここまで選手やスタッフを含めてクラブ内で議論を重ねてきました。その上で、25周年を機として、FC東京VISION2030の実現に向けて、クラブを飛躍させていく、その強い決意をもってクラブエンブレムのアップデートを進めてまいります」と表明した。

　川岸氏は「クラブエンブレムのデザインは、クラブの成り立ち、25年間のクラブの歩みを尊重し、現クラブエンブレムを継承しながら、クラブのフィロソフィーやクラブビジョン、東京の街の特徴を盛り込みながら進化させてまいります」とし、以下のような方針を掲げている。

・クラブカラーである青赤を使用する(色味は若干の調整を予定)
・現クラブエンブレムにあるストライプを継承し進化させる
・現クラブエンブレムと同じく盾のシルエットとする
・TOKYOという文字が映えるようにロゴを変更する
・サッカー/スポーツシーン以外にも展開できるものとする

　新クラブエンブレムのデザインの発表は今秋の予定。川岸氏は「これからもファン・サポーターのみなさまに熱狂を提供するクラブとして、日々精進してまいりますので、引き続きご支援、ご声援のほど、よろしくお願い申し上げます」と述べた。

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